Jeanne さんの感想・評価
4.4
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
毎話の引きがえぐい
オリジナルアニメ 全25話
10年ほど前に一度視聴したことがあるので2度目の視聴になります。
初見時は1話見始めたら続きが気になり過ぎて、2期まで含め3日で完走したのを覚えています。
再放送でOPEDが別バージョンでしたが、元々の曲の方が好きでした。
評価は初めて見たときの感想も含んでいます。
日本がブリタニア帝国という大国に戦争で負け、「日本」という名前を奪われ「エリア11」という名前を付けられ「日本人」ではなく「イレブン」と呼ばれている世界で、ブリタニア帝国の皇子だった主人公のルルーシュが、母の死がきっかけで目が見えなくなり足も悪くなった妹ナナリーと共に日本へ追放され、相手になんでも言うことを聞かせることのできる絶対順守の力であるギアスを手に入れたルルーシュがゼロと名乗り、黒の騎士団という組織を立ち上げ、ギアスも駆使しながらブリタニアに復讐のため戦争を仕掛ける話です。
あらすじだけで長くなってしまいましたが、この独特の世界観とギアスと言う能力、主人公が正義ではなく悪と言うダークヒーローものという面白そうな要素てんこ盛りで1話から惹かれました。
そこからは予測できない展開のオンパレードと何より毎話の引きがえぐいので一度見始めたら止まらなくなります。
特に衝撃だったのは22話「血染めのユフィ」です。初見時は放心状態になるほどの衝撃を受けました。
2回目の視聴でも、この後どうなるか分かっていてもドキドキしながら見ることができました。
キャラはルルーシュの鬼畜ぶりが爽快で、スザクに関して初見時は偽善者でルルーシュの邪魔をする嫌な奴という印象でした。
ただ、改めて見るとスザクがゼロを恨むのは当たり前で、中から正当にブリタニアを変えていきたいと行動してきた結果、コーネリアに認められる地位まで上り詰めることができているので、スザクの考えをある程度肯定しながら見ることができました。
ここまで話が面白い作品は中々ないと思いますので、間違いなくアニメ史に残る名作だと思います。
2期の再放送予定は今の所ありませんが、1度目の視聴時は終わり方があまり好きでは無かったので、今回はどのように感じるのか楽しみです。