N0TT0N さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ストレスフリーというストレス
基本わたし、dアニメで全話揃ったのを観る勢なんですが、この作品もそのパターンでの視聴でした。
まあ通常は観たい作品をピックアップして観ていくわけですが、それ以外のいわゆる自分の嗜好とズレてる作品にも手を出したりするパターンもありまして。そういうタイプの作品をdアニメで選ぶ1つの目安として、10万越えの視聴数というのがあります。この作品はそれに該当し、その一点のみで観ることにした作品ということになります。
で、この10万ビューというのは、わたしの肌感ではある程度の人が完走した証と捉えているので、簡単な事前情報では特に魅力は感じなかったものの、それ相応のなにかがあるのかも?と予想して観始めたわけですが…
なんですかね…全然面白味を見つけられませんでした。チャレンジにこういうケースはつきものなので、まあしょうがないな…と思いつつなんとな〜く観ていました。強いて言えば10万ビュー越えの謎を探るのがモチベーションというか…まあ、そんな感じで何気に完走したんですが、そこでふと気付くのでです。
「あれ?最後までサクッと完走できちゃった。」
結構わたし、途中で切ったりする人なんですがほぼ喜びも苦痛もなく完走できてしまう謎。
1つには「あまり期待してなかったから裏切られることもなかった」というのがあると思います。そしてもう1つ、全編予定調和で全てが主人公の想定内、視聴者のメンタルに一切の負荷がかからないという「ストレスフリーの効能がガチで効いてた。」というのがあるかもしれません。
予定調和な物語(≒退屈≒ストレスフリー)×《なんらかの特殊条件》→→サクッと完走
という定理があるのか無いのか解りませんが、退屈の別の言い方ともとられがちな“ストレスフリー”が「いやこれ退屈過ぎて、むしろ逆にストレスなんですが‥」パターンを超越し、ある奇跡的なバランスに達したとき、本当にストレスから解放され、『最強ストレスフリー』にクラスアップする。これはその希少なサンプルである!
…のかどうかは、
今後の更なる調査が待たれるところです。
以上です。