タック二階堂 さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
「ゼロから始める魔法の書」2期。
詳細は「ゼロから始める魔法の書」を観てください。
いや、ふれこみは「ゼロの書」を観ていなくても楽しめますよー、とのことでしたが、大嘘です。観ていないとわからない。
ていうか、「ゼロの書」を観たのがずいぶん昔だったから、「魔女狩りがあったねえ」とか「子安さんの十三番をゼロと獣の傭兵で倒したねえ」とか、そのぐらいしか記憶がないんですよね。
で、魔法学校の校長・アルバス…
あー、いたねえアルバス。十三番を探して旅をする傭兵とゼロについてきた少年、だったけど実は少女でしたというキャラ。
一緒にいるワンコ…じゃなくて狼のホルデム。あー、いたいた!
てなわけで、初回を観る限り、「ゼロの書」観ていないと、何がなんだかわからないんじゃないかしらね。
あれっ? 意外と作画がいいけど、どこが制作でしたっけ? えっ? 手塚!?
ていうか、「ゼロの書」はWHITE FOX制作でしたが、替わったんですね。最近「リゼロ」しか作ってないし、「無職転生」のためにスタジオバインドが別会社として立ち上がったから、WHITE FOX側の問題で制作会社が替わったのかもしれないですね。
と、思ったまんま、垂れ流しのように書いてみました。
いちおう、しばらく追いかけてみますね。
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
おかしいなあ。「ゼロから始める魔法の書」は、そこそこ面白かったんですけどねえ。
おそらく原作の面白さは「骸骨騎士様」と同レベルだと思うんですよね。なのに、なんでこんなに面白さに差が出るんでしょうか。
ていうか、は?????
なんで獣の傭兵が小山剛志さんじゃないんですか?
断られました?
ゼロは花守ゆみりさんを押さえたのに?
あんまり面白くないですよ。
これが手塚とWHITE FOX、スタジオ櫂のと差なんでしょうかね。
うーん、面白くないなあ…
{/netabare}
=====第5話視聴後、追記です。
{netabare}
身もふたもないことを言います。
おそらく、1期同様にWHITE FOXが制作していれば、もっと面白かったんじゃないかなと思いますね。だって、監督・シリ構は「ごとよめ」1期の方ですもんね。あれも、のっぺりとしたストーリーで面白くなかったですし…
キャラデザも、確かにゼロなんですけど、なんかちょっと…
1期のゼロは、もっと蠱惑的であり、魅力のあるキャラだったんですが、なんか違うというか…
もうさ、ゼロと傭兵が敵対することはないという感じがにじみ出ていて、その意味での緊迫感も皆無でしたし、実は試験でしたー、というのも「そうでしょうね」にしかならない。これは演出の問題も大きいんじゃないかな。
ストーリーをこなすのに精一杯で、面白く見せよう、視聴者を驚かそうという気概、工夫が足りない印象です。僕は1期好きだったけど、似たようなタイトルの大物作品「リゼロ」に押され、今ひとつハネなかった「ゼロから始める魔法の書」。それに輪をかけて、この2期は存在感が薄い作品になりそうです。
セブくんが十三番の息子とか、面白そうな要素が満載なのにね。
{/netabare}
=====第6話視聴後、追記です。
{netabare}
原作未読なので何とも言えませんが、これ、たぶん原作は面白いんでしょうね。いろいろな要素とか展開を見ていると、それを感じます。
にも関わらず、なぜか面白くない。
なんだろう。うまく言語化できないのですが、アニメから流れる空気感というか、テンポというか、それが魅力を感じないんですよね…
必死に黎明を魅力的に描こうとしているのは分かりますが、魅力に感じるのは岡咲美保さんのアフレコぐらいなもんで、キャラの魅力はいまいち…
うーん…
切るほどの嫌悪感もない代わりに、観終わった時に余韻も残らなそう。
{/netabare}
=====第7話視聴後、追記です。
{netabare}
何か書こうと考えて5分くらいフリーズしました。驚くほど何の感想も出てきません。
欠点が多ければ、それを指摘するということもできるんですが、そういうのもない。いや、全体的に欠点しかないんだけど、もはや何をツッコミ入れればいいのか…
この話も、あらすじだけ考えれば悪くはないと思うんだけど、不思議なほど面白くない。まあ、例えば森にトゲトゲのモンスターが出たというところで、狼の獣堕ちが登場とか、ザ・段取りって展開がもうね…
と、ここまで書いて、はたと気づきました。
これ、素直に「ゼロの書」の続編として、ゼロと傭兵をメインで話を構成すればよかったんじゃないかと。
変に、「ゼロの書」のスピンオフっぽくして、それでいてゼロや傭兵を中途半端に絡ませるという未練がましいことをしなくてもよかったんじゃないかと。
それこそ、立ち位置は十三番くらいに人の話題に上る程度にして、メインはあくまで黎明とセブ、サブにおっぱいとワニって感じにすれば、ね。ただ、それでもメインキャラ達が魅力的に描けなければ一緒ではあるのですが…
これはもう観続けても面白くはならないでしょうね。1期が面白かっただけに、本当に残念です。
{/netabare}
=====第8話視聴後、追記です。
{netabare}
はい、何にもできないセブくんがさらわれました。「プリコネ」の主人公みたい。
で、さらったのは狼の獣人の手による暴虐でしたよ。なんか、生徒たちの周りの護衛の能力テストだったみたいです。
茶番オブ茶番。
8話で、こんなことやってんの?
で、巨乳魔女が暴虐の面倒を見ますって、なんだよそれ。もうさあ…
さすがに我慢の限界です。何が目的で、どんなテーマの作品なのか、一向に見えてこない。結果的に、単なる魔法学校の生徒たちによる日常ちょっと(いや、けっこう)シリアスに見せかけた茶番という、なんにも面白くない作品に仕上がっています。
全体的にセンスを感じませんでした。
原作を知らないので、なんとも言えませんが、少なくとも作品を面白くしようという工夫をまったく感じない。前にも書きましたが、おそらく面白さは「骸骨騎士様」と変わらんと思うんです。
にも関わらず、ここまでの差ができるのは、やっぱり制作の能力の差と言わざるを得ないです。
やー、ゼロの書を観たから惰性で観てきたけど、スピンオフにしても酷い。時間の無駄でした。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
と、酷評してきましたが、終盤の展開は悪くはないといった印象です。まあ、良くもないですが。
1人の死者も出さずに戦争に勝つというところで、まあ茶番なんですが、登場キャラも茶番って言ってるので、意識的に茶番を描いていたわけですね。
全編を通して、やっぱり山も谷もない展開だったなあという。最後に、ちょっとだけ上り坂を登りましたという感じ。特に、3人が村に着いてからは茶番と日常という展開の連続で、あまり面白いとは言いがたかったですね。
そして、主要3キャラがまったく魅力的ではなかった。特に主人公のセブくんは、口数の少ない唐変木。こういう朴念仁キャラを好感をもって見る人がどれくらいいるんでしょうね。
いちおう制作サイドが狙った、ロリ魔女・黎明のライトなエロさだけといったところでしょうか、見どころは。ただ、それを快く思わない層も少なくないだろうなという感じ。
{/netabare}