横比較無用ノ介 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ある意味驚きの展開
ラブコメっぽく見える話が、ラブコメだった。
何故、そこに驚きが発生するのか。
阿波連さんの奇行に驚く序盤。
阿波連さんの異常接近に対して、ライドウ君は全く動じない。
好きでもない子が接近してくれば、距離を取ろうとするのは当然。
大城さんの警告にも反応しなかったところを見ると、初めから好意を持っていたんだろう。
だが、ライドウ君は無表情。阿波連さんに対する感情が、全く読めない。
さらにとんでもない勘違いを連発。
このため、中盤までは、単なるギャグアニメかと思い込まさせれてしまった。
そんなライドウ君も、自分の気持ちだけは勘違いしなかった。
最後はしっかり意思表示。周囲も納得のハッピーエンド。
全体的に優しいお話で、良かったです。
以下1話目の感想。
{netabare}
「はかる」には、主に以下のような意味があるそうです。
①距離などを測定する。(計る・測る・量る)
②推察する。(測る)
③たくらむ。(謀る)
④うまく処理する。(図る)
⑤相談する。(諮る)
阿波連さんは、1話を見る限り①ができないのは確定しました。
さらに、②~⑤もできなさそうですね。
そんな阿波連さんを、ありのまま受け入れて、仲良くしようとするライドウ君。
極端な無表情だから、動揺すら感じさせない。
奇妙な状況の連続だが、モブが騒ぎ立てることもなく、淡々と進行していくのが良い。
つかみはOKでしょう。
しかし、これだけでは完全な出オチ。
サブキャラがどんな良い働きをしてくれるのか、今後に注目ですね。{/netabare}