菊門ミルク大臣 さんの感想・評価
2.7
物語 : 1.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
平家ダイジェスト
ある程度この辺の歴史知らなかったら物語として成立するのかどうか謎です。
多少のこの辺の歴史を知ってるから脳内で補完して見ている気がしてしょうがなく
一つの作品としてはなんとも言い難い。
知識、教養頼りの作りかな
切り取って断片的にインパクトのあるエピソードを連ねただけというかなんというか。
印象的な、有名どころなエピソードというのはそれだけでは成り立たず、それまでの小さな積み重ねの爆発する点が有名どころとなるのだと思います。
なのでいいとこ取りなんて意味がないのです。
源頼朝は優柔不断で嫁の言いなり、義経はイケメン侍、木曾義仲は猿
平家を滅亡に追いやる相手側の情報はこれ以上なくあまりにも魅力に乏しい
合戦もほぼほぼ省略だしどこの何に焦点当てて何が描きたいのか見えてきませんでした。
盛者必衰の「盛」がほぼなく、ただただ煙たがられて嫌われて落ちぶれていくだけに描かれすぎていたような…
共に暮らした琵琶法師が語り継いだにしちゃ辛辣。