Bハウス さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 2.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
サバじゃねぇ!
「悪代官」というゲームソフト知ってるだろうか?
プレイヤーが悪代官になって手下の侍を配置し
ヒーローを待ち受けてどちらが倒れるかという内容
この作品見ていると何故かそれを思い出していた
あの越後のちりめん問屋の爺
ソロプレイにしてもなかなか死らない( ´ ▽ ` )
舞台はアガスティアという悪の組織で
怪人開発を行っている黒井津さんを中心に
ご当地ヒーローや特撮ヲタに向けて仕掛けた小ネタを入れたり
サラリーマンのあるある話まで入れ込んだギャグアニメ
やまなこの2人はプリキュアは
東映出身の斎藤久監督だからやれたネタなのかW
(ちなみにキー局は同じABC)
アガスティアと敵対する剣神プレイダー
黒井津さん達が濃いキャラクターのせいだからか
中盤までは完全に空気だったんだけど
セカンドフォーム変身から存在感が出てきていた
純粋に怪人を開発する中で
予算とのせめぎ合いだったり
他部署との共同開発の回では各々の意見を受け入れた結果
原型なくなる怪人になったりする苦労を見せていて
生み出した怪人達は自我があり
中には突然アイドルを目指そうとする娘もいる
期間限定チョコ怪人メルティーでさえ
毎回冷蔵庫に張り紙貼られて目立っていた
1話完結で使い捨て感は強いけど
逆に言えばノリが合えばどこからでも入れる軽さ
名作とは呼べないかもしれないが秀作と評価したい
最終回は突如外資系の組織にM&Aを持ちかけられ
解答を渋っていたところ強行突入
ヒーロー悪の組織入り乱れて
相手の量産型怪人を撃破する特撮的王道展開
序盤から派遣で戦闘員のバイトしていた女の子達が
ここで生かされる為の大幹部にしたのをみて
思わずにやりとしてしまった
最後に黒伊津さんが強化スーツで変身し
ブラックブレイダーとして剣神と共闘するけれど
彼女はアガスティアの幹部と素手で戦える人なので
良い子は真似しない様にw
タイトルは27年前に平日の夕方ひっそり放送した
「超光戦士シャンゼリオン」から取った
この作品のナレーションにも主役の萩野崇さん出ていたけど
こちらも酷かった
最初はデビルマンのパクリでヒーローになり
このタイトルの回は変身アイテムのシャンバイザーを間違えて
主人公にサバを渡すという話
敵の親玉が都知事選に出たり
途中で道端のなんか食べたら変身しちゃうし
最後は夢落ちと言うとんでもなさ
まぁ〜この作品は最後まで
オリジン弁当に拘った一本気だけどもw