ねごしエイタ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
アンネを求めて数千里
数十年後、博物館(アンネ・フランクの家)の展示物(アンネの日記)から生まれた少女キティーが、記憶を頼りに知り合った少年ペーターとアンネの軌跡をたどるお話だったです。
ナチスから身を潜め、家族と共に住んでいた少女アンネが、書いた日記世界的に有名な「アンネの日記」を基にした設定です。
キティーが何なのかは、有名な事実であるです。最初は触れられない幽霊のような存在だったです。ある時、見て触れることのできるたりもしたです。
元々、文字でしかない実在しなかった存在だったです。今具現化させ物語にしてしまうとは、今まであってもいい設定だったのに考えも私にはつかなかったです。日記と距離をとっていないと姿が保てないというのも、キティーであることを物語っていたです。
アンネを求めて表にでるけど、数十年たっているから景色も変わっているです。
{netabare} 一方で場面が変わり、アンネが家族で初めて家族と隠れ家に来たあたり、日記をプレゼントされたとき、アンネのの過ごした日々とキティーがリンクするです。アンネがキティーと語るさまは、二重人格を思い起こしたです。
博物館でスリしてた少年に見かけたキティーは、街で損所ペーターに接触したことから物語が進むのです。キティーと日記の関係も気づき、二人で旅に出るけど、{/netabare}日記の窃盗犯として追われる身としてアンネを探す旅にです。ここら辺が、一番面白くなるかもです。
アンネのことも当然知ることになるわけだけど、それとは別の問題に直面することになるのです。そこで、キティーのはどうするのか?クライマックスになるのです。キティーの運命や、ペーターの想いは切ないかったです。
吹替が存在しなく、外人声優さんが英語で話すだけの字幕世界は、キャラに結構リンクしていたようで良かったです。ペーターもキティーが人間でないと分かっていながら、あそこまで思いを抱き協力する姿が不思議、人知を越した感情に見えたです。