RFC さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
リアルとファンタジーの融合 意外とまとも
プロパガンダ臭を感じたので避けていたのですが、
なんとなく視聴開始。
【作品概要】
東京に突然現れゲート。
そこから噴出したのは古代ローマ風の騎士軍隊と
ファンタジー世界のモンスター。
そこにたまたま居合わせた、非番の自衛隊員、伊丹。
大混乱の中、物語は始まります。
【感想】
プロパガンダ色が強すぎたり、
自衛隊が異世界でヒャッハーする物語だったら
切ろうと決めてましたが、
そこまで酷くなかったので完走できました。
ゲートのこちら、あちらの世界の
政治的駆け引きもあったりで
単純に自衛隊スゴーイ的な内容でなくて良かったです。
分割2クールということで、状況とキャラの説明、
くすぶる火種のチラ見せで終わってますが、
なかなか楽しめました。
2クール目行ってきます♪
1)物語
まあ自衛隊の物語の時点で、ある程度の
自衛隊スゴーイはしょうがないと思いますので、
そこはスルーしました。
文明の差から戦闘になったらほぼ一方的な
勝負になっちゃうんですけど、政治的足かせで
何とか緊張感を演出できていたのは良かったと思います。
ゲートの先は古代ローマ頃の時代設定なので、
現代では考えられないような男尊女卑的な言動が
散見され、苦手な方は苦手と思います。
自衛隊の方々の情報収集、分析能力はかなり高いようで、
そういった細かな描写も好感触でした。
2)作画
基本戦争の物語なので、バシバシ人が死にます。
苦手な方は要注意です。
5)キャラ
数が多いので顔と名前がなかなか一致しません(笑
日本側は割と地に足ついたキャラ設定で、
年齢相応、立場相応な振る舞いができる方々ゆえ
安心して視聴できました。
➀伊丹耀司
ヲタクのおっさん伊丹…
「痛いおっさんだな~」というのが初っ端の感想。
女性隊員のまともな感覚と冷ややかな視線が好感触です。
※まあ、こんなところでレビュー書いてる
私も十分痛いですけど(笑
好戦的種族がいるのが確定した未知の地域に
派遣されるってだけでかなり緊張感を伴うと思うん
ですけどエルフだ猫耳だ言ってるあたり、
かなり壊れてますね。
ただ状況判断能力は高く、
隠した爪の鋭さは半端ない雰囲気です。
33歳らしい振舞なのが好印象。
➁テュカ(エルフ)
ルックスはどストライクなんですけど、
病み気味なところが厳しい娘でした。
➂ロゥリィ(亜神)
この娘も痛い娘かと思いきや、
物語が進むにつれて味が出てきます。
この手の高慢系な娘は苦手なことが多いんですけど、
この娘は大丈夫でした。
➃レレイ(人間)
困った娘が多い中、唯一の癒し枠。
➄ピニャ(人間)
誇り高い系の娘は好きなんですけど、
ちょっと空回り気味でしたね。
腐ってやがる(笑
➅柳田明
ええキャラしてます。
伊丹のしりぬぐい大変そうですが、
頑張っていただきたい。
6)笑ったシーン
コードネームで遊ぶな!
セイバー、ランサー、アーチャー…
ってをい!
7)?なところ
{netabare}
➀駅前留学 異世界語の辞書っぽい本はいつ作った?
序盤の序盤、あまりに短時間でそれっぽいテキストが
あったのは流石に無理ではないか?
と感じました。
➁栗林、銃剣で近接戦闘
銃を持っていながら多数の敵の中に近接戦に
飛び込んだ栗林。
正気の沙汰じゃないと思うんですけど、
解る方いらっしゃいましたら、ご教授ください。
➂参考人招致
質問している「お嬢ちゃん」はいったい
何のために質問しているんでしょうか?
揚げ足取りに一生懸命になってるだけで、
何をすべきかが抜け落ちている議員さんのようですね。
時間の無駄です。
笑える反面、こんな議員に税金払ってると思うと
頭が頭痛です(^^;
{/netabare}