「くノ一ツバキの胸の内(TVアニメ動画)」

総合得点
68.6
感想・評価
199
棚に入れた
584
ランキング
2059
★★★★☆ 3.5 (199)
物語
3.1
作画
3.7
声優
3.5
音楽
3.5
キャラ
3.5

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ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

男に興味津々のくノ一たちの日常。

詳細は公式サイトでも見てください。

あら可愛いキャラデザ。忍者モノかしら?

そうですね、くノ一だからね。この作品は、小学館『ゲッサン』で連載中の山本崇一朗さんによるコミックです。制作は、前期「明日ちゃん」と「着せ恋」でW覇権を生み出したCloverWorksです。作画面での不安はまったくないと思いますよ。しかも、原作の山本崇一朗さんは、「からかい上手の高木さん」を作られた方なので、それも期待できそうです。

男子禁制のくノ一集団「あかね組」の里で繰り広げられる日常ストーリーです。山本さんは「高木さんに比べて、好き勝手できるので楽しい」と発言されていますので、ハチャメチャなギャグ日常コメディが展開されることを期待したいわね。

CloverWorks制作というだけで期待感が上がっているのは間違いないんだけど、それでも安心して楽しめそうな予感は漂っていますね。期待できそうです!

で、

=====初回視聴後、所感です。
{netabare}
さすがClover Worksといった感じです。バトル作画も素晴らしいですし、キャラデザもちゃんと可愛い。キャラが「明日ちゃん」レベルで、ものすごい数のくノ一の女の子たちが出てきますので、初回はキャラ紹介に終始した感はありますが、この薄い内容でここまで面白くできるのは、やはりさすがの一言です。

主人公のツバキ、ですが…
んと、「高木さん」もそうなんですが、この人のデコッパチなキャラデザが、どうにも苦手でねえ…
それでもClover Worksが極力、クセのあるキャラデザを一般受けする可愛さへと変換してはいるんですが、主人公だけは原作を尊重したんでしょうね…

CVは夏吉ゆうこさん。ですが、これも「高木さん」の影響なのか、りえりーが演じてもおかしくない感じ。むしろ、ボーっと聞いてればりえりーかと思いますよね。りえりーをキャスティングできなかったのか、オーディションで夏吉さんを是としたのかは知りませんが。

なお、おそらく次回から出てくるリンドウというキャラは小原好美さん、アジサイを古賀葵さん、トウワタを富田美憂さんが演じるので、この作品は実質「かぐや様は告らせたい」です。

ツバキが男に興味津々って感じで、しかもそれが「性的な意味で」というニュアンスなんですが、なんでしょうね、驚くほどエロさを感じない。キャラデザのせいなのか…。いや、キャラデザのせいですね。ツバキの直属の後輩・アサガオは爆乳キャラなんですが、不思議なくらいエロくない…

まあ、Cパートの変化の術で男に化けるつもりが魚でしたというオチも良かったですね。そりゃ、男じゃなくてオトトだ!

ストーリーが出てくる(であろう)次回からに期待が持てそうな初回でした。
{/netabare}
=====二の巻視聴後、追記です。
{netabare}
やけに評価が低いですが、悪くないんですけど…

まだ、山盛りキャラの顔見世って展開が続いている感じではあるものの、なんとなくメイン級というのは決まってきたのかなという感じ。

Aパートはベニスモモとのライバル関係に、富田さん演じるトウワタがクローズアップされたかなという。Bは戌班のあれやこれやなんだけど、お腹を壊したホウセンカ(CV:河野ひよりさん)の存在感がありましたね。

なんていうか、直接的なエロスはないんだけど、CloverWorksが描く女性のボディライン(寺子屋の座っている後ろ姿のお尻の描写とかね)が、そこはかとないエロさを醸し出していますね。

ただ、残念ながら、主役のツバキがもっとも魅力がないという…

ほかに例を見ない「くノ一日常コメディ」という不思議なジャンルを楽しめるといいですね。
{/netabare}
=====三の巻視聴後、追記です。
{netabare}
そろそろ話に広がりがほしいです。相も変わらず、村の学校でいろんなキャラの顔見せターンが続いている感じ。サザンカとアサガオが仲悪いねぇ。じゃあ、今週のお当番・ウイキョウとキキョウの仲良しコンビに、秘訣を教えてもらいましょう。その秘訣は巻物に記されている。奪ってごらんなさい。

なんていうんでしょうかねぇ。
CloverWorksはきちんと仕事をしています。これが脚本のせいなのか、それとも原作のせいなのか。おそらく原作でしょうね。

ちょっと動きがほしいですね、そろそろ。
{/netabare}
=====五の巻視聴後、追記です。
{netabare}
OPから、CloverWorksの作画が素晴らしいですね。そして、くノ一のバトル作画も、さらに「高木さん」作者のくせのあるデコッパチキャラデザも上手に料理して、可愛らしいキャラデザへと昇華させているCloverWorksは、さすが前期で2本の覇権アニメを放っただけのことはありますね。

でもね…

ストーリーが、まーっっっっったく面白くねえです。

ねえ、これのどこが面白いの?

そのうち面白くなる、そのうち面白くなると自己暗示のように思い続けて、はや5話。そろそろ辛口でいいかしら?

クッソ面白くねえ。

くノ一の日常を描くにしても、もっと面白くできるんじゃないでしょうか? なんだよ、ヒナギクとツバキどっちが可愛い対決って。なんすか? 甘やかされたアジサイが一人前に認められたくてツバキに勝負を挑むって…

ホント、どーーーーーーーーーでもいいエピソードが5話まで続けられてきたって感じです。

これって、要するに「ごちうさ」のくノ一バージョンってことなのかしら? 変に設定をくノ一にして、男子禁制だけど男に興味津々なんてキャラ付けするから期待しちゃうのであって、忍の里の単なる萌え萌え日常アニメですよ、と言われてたら、そんなに大きな期待はしなかった(ていうか、0話切りもあった)のにね。

とにかく、ここまでは面白くないです。
{/netabare}
=====六の巻視聴後、追記です。
{netabare}
くるっと手のひらを返します。

ようやく、ここちゃんCVのリンドウ登場で、グググッと面白くなりました。しかも、リンドウ可愛い! なんていうか、小原好美さんは稀代の実力派声優ですね。ここちゃんが出てくるだけで作品が面白くなりますもんね。雰囲気を持っている声優さんだと思いますよ。

今回は良かったですね。評価が上がったり下がったりしてますが、今回の内容だけでグーッと評価を上げました。それぐらい面白かったです。
{/netabare}
=====八の巻視聴後、追記です。
{netabare}
あのさあ…

もう8話だっつーのに、まだ新キャラ紹介やってんですけど…
しかもさ、ここまでキャラを呆れるぐらい出しまくって、その全部が掘り下げもないから、ほぼ使い捨て。

どうせ、この亥班も来週からは空気なんでしょ?

ぶっちゃけ、面白くなかったです今回は。というか、面白かったエピソードなんて数えるくらいしかないです。CloverWorksの作画が秀逸すぎるだけに、もったいないなあというのがここまでの印象です。
{/netabare}
=====九の巻視聴後、追記です。
{netabare}
まさか、Iクールずっとキャラ紹介の各班のエピソードだけしかやらねえとは思わなかったよ…

こんなさ、なんの思い入れもねえ新キャラバカスカ出して、うっすーいストーリーを続けるとはね…
てかさ、長えCパートだなあ。クッソ面白くもねえギャル語の会話を延々とさあ。

ネタにマジレスすっけど、男と接点すらねえ人里離れた忍びの里に住んでるくせに、なんでそんな流行り言葉をしゃべれるの?

うっかりしてましたよ。考えてみれば「高木さん」だって、たいして面白くはなかったわ。前期で覇権を2作品も出したCloverWorksでしたが、今期関わった2作品はどっちも面白くないですね。ゲッツーって感じ。原作ガチャはハズレでした。
{/netabare}
=====十の巻視聴後、追記です。
{netabare}
Aは相変わらず新キャラの顔見せです。タチアオイの市ノ瀬加那さん、可愛かったですね。以上。

なんだろうね。全部の班が3人1組で、下2人が悪ガキという設定。飽きると思わないのかね?

Bはベニスモモの粋な優しさ演出。これはこれで悪くはないとは思いますが、こういうのを随所に描いてくれればいいのにねという感想になっちゃいます。

もうそろそろ言ってもいいかな。作画だけのアニメです。
{/netabare}
=====十二の巻視聴後、追加です。
{netabare}
偶然だけど、この話数表示が多肉植物のハオルチアと同じ名前になりますね。十二の巻で検索!

それはどうでもよくて、この作品の面白さの底はどこまで深くなるのか…
まさか、ここまで来て一番面白くない回を更新するとは…

てか、まーだモテ術で引っ張るのかよ。んで、これまで散々こすってきたヒナギク可愛いネタを、まーだ繰り返すのか…

CloverWorksの作画は惚れ惚れするくらい良好で、キャラの表情も良く動く。だからこそ、完全なる無駄遣い。よっぽど「このヒーラーめんどくさい」を請け負えばよかったのに…

うん。つまらないです。
しかも十三話やるのこれ?
なんていうのかなあ…
次クールの同じ作者の「それでも歩は寄せてくる」も、まーったく期待できなくなりました。
{/netabare}
=====十三の巻視聴後、感想です。
{netabare}
まあ、もう何をやっても評価が上がることはないわけですが、それにしても“モテ術”で、まだ引っ張る? たいして面白くもないのに。

でまあ、センセ2人が出張で留守中に、何者かが襲ってきましたよと。観た感じはリンドウの描いた男の姿に似ていたため、男を返り討ちにせんと。

でも、倒してみたら大きなタコをかぶった猿でした。

なんじゃそりゃああああああああああ!!!!!!

あのさあ…
百歩譲って男じゃなかったというオチにしても、せめて他の里から来たくノ一の刺客にするとか、もっとやりようがあったでしょうよ。なんだよ、タコをかぶった猿って。なら、なんであんな攻撃力が高いんだよ。そもそも、こんな山の中でタコって…

でまあ、あとはどうでもいい締め。もう覚えてもいません。なんか、ツバキが「いつか私も恋をする日が来るのかしら(ポッ」で終わった気が。

全体を通して、CloverWorksの作画は素晴らしかったです。で、毎話変わるんだけどサビは「おとめごこーろのー」で同じというEDも悪くない。

でも、ストーリーが壊滅的にダメでした。
これは、すでに開幕した夏アニメ「それでも歩は寄せてくる」も、これっぽっちも期待できないということはわかったのが収穫でした。
{/netabare}

投稿 : 2022/07/05
閲覧 : 441
サンキュー:

7

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