栞織 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
アリじゃなかったら・・・
これも映画館で見ましたですね。「マーニー」より後に感想を書くことにしたのは、私は蟻が苦手だからです。しかもこの映画にはGも登場します。米林監督の初監督作品ですか、やはり初だとそういう部分が・・・。ナウシカも虫の世界を描いていますが、宮崎監督の場合、微妙にそういうきもい感じの虫のゾーンを外して描いているような気がします。それで私も今回レヴューするのも涙目なんです。はあ、手塚さんのミクロイドSとは言わないけれどもう少し・・・・正義な虫の話だったら・・・・。
まあとにかく、「美少女」の「アリ」エッティのお話です。これは原作あるんでしたっけ。原作も公開前に読んでいませんでしたね。図書館でたしか借りたけど、読む気になれなかった。それで映画を見たんですが、可もなく不可もなくといった内容で、背丈がヒロインと少年とでは違いすぎるし、少年は病を患っていて病弱だったし、家政婦は宮崎監督に似て見えたしで、なんかかなり見ていて下がりました。しかし演出的にはよかったと思います。変に見える場面はありませんでした。知らない人には宮崎監督作品だと言っても通用したと思います。主題歌もメルヘンチックなイギリスの曲で、全体的にフェアリーを目指していたと思うんですが、ヒロインが蟻の隠喩だったから・・・・・。