テングタケ さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
キャラにクセが(すごく)ある。
半分まで観て、あまり面白く感じなかったのでずっと中断してました。何気なく続きを観たら意外と面白かったので、最後まで観ることが出来ました。
話は至ってフツ〜の能力バトル物です。鬼滅と違って一人一人の能力がバラエティーに富んでるのが美点。ですが、ジョジョのように能力を駆使した意表を突く展開はみられず、困ったときは新しい技を出して勝つ男塾方式です。
本作の特徴はクセのあるキャラたちでしょうか。そしてそれが私が視聴を長く中断していた理由です。
主人公は、内面は少年漫画らしく正義感のある熱血少年なんですが、外見が目つきの悪いチャラいヤンキーだというところがなんとも。他にもガラの悪い女とか、戦闘中に女のタイプを聞いてくるヤツとか、「シャケ」とかしか言わないヤツとか、パンダとかロボとかエレキ弾く老人とか。独自性はあるんですが、ユニークすぎると言うかバカバカしい一歩手前というか、むしろ半歩突っ込んでると言うか。あと狙ってやってるんでしょうが、敵キャラがどうにもキモいだけで魅力が感じられません。味方のゴーグルしたサラリーマンと、前髪が斜めの女の子はなんかイイと思いました。
話はまだ続くのですが、どうせ主人公がピンチになっても覚醒して圧勝するんだろうな〜という気しかしません。対抗戦で当て馬にされたキャラ(ロボ、アシメ、ガンマン等)に今後活躍シーンを作れるかどうかで、本作の完成度が決まってくるでしょう。