tinzei さんの感想・評価
1.9
物語 : 1.5
作画 : 1.0
声優 : 2.5
音楽 : 2.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
手抜きするなら、そうバレないように工夫しなきゃ
約30分ova。第2作。
第1作は約60分あったけど、今作は30分。
主人公がノーラということ以外、前作との繋がりは一切無し。原作詳しく知らないんだけど、原作のシリーズも同じように色んなノーラが活躍するやつなのかな?
正直、前作も面白くなかったけど、今作はそれに輪を掛けて面白くない。30分のovaだからストーリーはさほど期待してなかったけど、作画が酷すぎる。
前作と同じで時代相応のテレビアニメ的作画だけど、序盤でいかにも手抜きな紙芝居作画がある。時間か予算の都合か分からないけど、ここまであからさまだとさすがに腹立つ。線入れるとか、回想風にするとかやりようはあっただろうに、まだこの時代には手抜きの技術が無かったのかな?
中盤と最後に踊るシーンがあるからか、音楽には拘っている。といってもそれがストーリーに大きく関わってくるわけじゃないから、上で言った作画を見せられちゃうと、「作画はアレだけど、音楽は拘りましたよ?」っていう言い訳にしか見えない。
原作読者じゃないから大して作品愛もないし駄作でも全然かまわないんだけど、前作と今作合わせて約90分損した気分になった。
【あらすじ】
超能力を使う賞金稼ぎのノーラは警察から依頼を受けダズルという星へ向かう。
ダズルのバーに着いたノーラは情報収集しようとするが巨漢の男トウチノに襲われる。
だがそいつが目的の賞金首フーチュロの弟と分かり相手をするが逃げられてしまう。
バーにいた小さい男マックスがノーラに話しかけるが、彼女がフーチュロを狙ってると聞くと、止めとけと制止する。
その途中、マックスがダンサーになりたがっていることとフーチュロのせいでどこにも逃げられないことを聞く。
ノーラはマックスを音楽とダンスで元気づけ一緒にフーチュロの元へ向かう。
フーチュロが待ち構え、ノーラと超能力で戦う。
フーチュロの方が優勢かと思われたが、最後はノーラのウィンクで決着がつき、弟のトウチノもマックスのおかげで捕まえる。
ノーラはマックスや他のダズルの人々と踊り明かす。