fuzzy さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
デジタルとアナログのはざまで
テレ玉でやってるので途中から試聴
ほんとにわけわからん汗
でもなんかバトルのやり方が独特で面白そうなので最初から試聴
子供向けにわかりやすく観やすくした攻殻機動隊という印象
デジタル最前線、遠くない近未来で
普通の小学生があそび感覚で電子戦を繰り広げる社会
すごい悪やなにか怪現象があるわけでもなく
クラス内のいざこざ的になんとなくイサコが悪いほうで展開していく
なんかこのいざこざでちょっとむずかしい世界観やルールを説明
そのあと後半で闇展開
〈デジタルの中のアナログ〉
監督さんはエヴァの例のマギーの裏コードのシーンを描いた人という話(それ以外の回の脚本などもかな)
なるほど。。。
そこまで電子化が進んでいたら考えたりで命令が出せたりする気がするけど(それこそ攻殻)、あえてキーを叩かせる事ではらはら感を掻き立てるのがうまい
さらに電話は指をわざと電話の仕草(それも古いジェスチャーだけど笑)
電子、未来、という設定だけどめがばぁなどが投げるメタタグは霊幻道士や陰陽師のような古の闘いを彷彿させたり
イリーガルも七不思議とか口裂け女のような、子供達のうわさとかけてるのもおもしろく
4223での攻防はちょっとスターウォーズのようにもみえたり(ジェダイの師匠vs闇落ちジェダイ)
〈ひっかかったとこ〉
言葉や語りで状況を説明するエヴァのリツコのように
ちょっと最後らへんは一番わかりづらいところを台詞で説明したところはちょっとなぁ。。と。
子供向けでもある?のなら補足の絵が欲しかった
〈泣けるとこ〉
そこら辺の街中で電子戦を繰り広げてるのも魅力ですが
人への思いが悲しい結果にというのが胸熱でした
おじいちゃんがでてきたところはいいしーんだなぁと
あとでんすけも泣かせるなぁ
〈その他〉
ま、あと発毛回はとんでも回で爆笑でした
うそーという内容かもですが、自動学習をプログラムしたAIを放置したらなくはないかなぁとw
1周目でちゃんとは理解してないので
また見直したら追記したいかと
あと登場人物がみんな豚鼻?と思ったらメガネの下なのねw
あとopはいろんなひとの階段の歩き方を表現してるのが通ですね
※※※
どうでもいい話 おこのぎという苗字、ひそねとまそたんでも使われてるけど。。そんなに使い勝手がいいのかな?😅
※※※
はっ、怪獣8号でもおこのぎという苗字が。。何故だ。。
※2週目視聴の感想
①やはり
ダイチ発毛する
と
魚の回は名作
そして後半はやはりちょっとわかりづらさもあってだれてくる
②BGMが
シンバルのみやハープがメイン、バイオリンがメイン
クラップ(拍手)やジャンべがメインな感じで
主題歌などが入ってくるアニメも好きだけど
一つの楽器をメインにしてるシンプルなものが多く、情報量が少ないのでよいBGMであると同時にストーリーに集中できるなぁと。
③やさこかいさこが入院した際のカルテ?っぽいのがエヴァの体のダメージかシンクロ率の図と似てた
④ラストのデンスケを見つけるシーンは泣ける。
⑤毎回冒頭のやさこの 『。。。によると。。』で少し状況を説明する手法は結構斬新かなぁと。。
⑥フォーマットする、古い領域、サッチーはウィルスソフトと考える、ヌルはプログラムの世界でゼロに近いなどプログラムやパソコンが分かるとよりこの世界はわかりやすいかなと。
などなど
初視聴からは15年前のアニメですが発想や数々のアイデアや音楽はすごいなぁと改めて感じました。
『生きものの記録』という回ありましたが、タイトルは黒澤明監督の映画ですね😆