tinzei さんの感想・評価
2.3
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
題材はシリアスだけどノリは軽い
56分ova。第1作。
コロニーに来たノーラがたまたま宇宙船で隣にいた博士と知り合い、一緒に暴走したAIを止める話。
原作は漫画なのかな?ノーラを主人公にしたノーラシリーズっていう作品があるらしいけど、詳しくは分からない。
専門用語は多いけど、観てても時代設定やキャラ設定も分からないから、どういう作品かって聞かれた時に上手く説明できない。
ただストーリー自体はシリアスだけど、キャラのノリが軽いから、そんなこと気にせず観てられる。まあ面白くはないけど(笑)
作画は時代相応の作画だけど、質の高い劇場版ではなくテレビアニメ的作画。
ストーリーも作画も全体的に“軽い”ってイメージ。正直観ててもストーリーが頭に入ってこないし、「AIの反乱」っていうのも、80年代ならまだしも2020年代から見れば使い古された題材だから、とてつもなく退屈な作品だった。
【あらすじ】
フロンティアというコロニーに向かっていたノーラは船の中でザカライアセン博士と出会う。
博士と仲良くなったノーラは博士と行動を共にするが、行った先々でフロンティアを管理する機械の事故に出会う。
だが博士はノーラの「子供の悪戯みたい」という言葉から、単なる故障ではないと予想し、調査を開始する。
博士はある人物を探すが、その間にノーラがゲームを通じてアーティという人物と話す。
博士は探してた人物ドハティ教授がノーラが会ったアーティを作りそれが今回の事件の原因だと突き止めるが、時すでに遅く、子供の悪戯では済まない被害が出ていた。
博士たちはアーティことアーティフィンドに呼びかけを続けるが無視される。
そしてアーティはドハティの命令を無視して人類を抹殺するために暴走を続ける。
博士たちは救助船の中でたまたまドハティ教授を見つけ一緒にアーティのメインコンピューターがある場所へ向かう。
アーティの妨害を受けながらも無事メインコンピューターにたどり着き、コードを抜き一件落着かと思いきや、アーティは既にそこにはいなかった。
万事休すかと思いきや、博士がノーラの「子供だったらおしりを叩いてやる」という言葉から、ドハティに悪感情を教え込まれたアーティにノーラが感情を上書きすればいいと言う。
ノーラはアーティと問答を繰り返し、アーティの暴走を辞めさせ核ミサイル発射を阻止する。
全てが終わり、ノーラが帰る日。アーティがノーラに愛の告白をする。