U さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
C. ネタバレ注意 – 想像より真面目な時代劇でした
2019年放送のオリジナルアニメ
制作:スタジオディーン
織田信長の幼少の頃から桶狭間(1560年)までが描かれる歴史ストーリー
<メモ>
物語の中心は信長と弟・信勝の軋轢が描かれる。
幼い頃は仲が良かったがそれぞれが城主になり家来を持つようになってからは
兄弟といえど直接思いをぶつけたり考えを聞くことも叶わず
少しずつすれ違っていく様がかわいそうでした。
2人の違いは、信長には信長を第一に考える側近がいたけど
信勝の側近は信勝を踏み台にしてゆくゆくは自身が城主になることを狙っていたこと。
津々木からもたらせる情報に踊らされ兄を憎むようにまでなってしまう信勝の素直さが不憫でした。
大河ドラマでやるような史実との違いは
正室の帰蝶が {netabare} 男の娘 {/netabare}の忍びだったこと。
信長の精神的な支えになるだけではなく忍び姿で敵と戦うのが面白いと思いました。
語り部がその帰蝶だったのも良かった。
妹のお市の方の嫁入りや森蘭丸が近習になるのは桶狭間より後なので描かれませんでしたが、
もし、続きがあるとしたら森蘭丸と帰蝶は実は同一人物だった!というのはどうでしょう?
キャラデザは好き嫌いが分かれそうです。
<主要登場人物>
・織田信長:小林裕介
・池田恒興:内田雄馬
・前田利家:寺島拓篤
・佐久間信盛:木村良平
・沢彦宗恩:立花慎之介
・帰蝶:花守ゆみり
・生駒吉乃:鈴木みのり
・織田信勝:石川界人
・津々木蔵人:日野聡
・織田秀孝:村瀬歩
<ストーリー>
~HPより~
彼の元には常に乳兄弟であった池田恒興が控えていた。
ただ生き残るために、ひたすらにあがき続ける。
史実を点として押さえつつ、
信長を中心としたキャラクターたちが、それを乗り越え新たな物語を紡ぎだしていく
21.11.30