U さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
C. ネタバレ注意 – 異世界版 水戸黄門?
あずみ圭のライトノベル 2012年「小説家になろう」で発表 イラスト、マツモトミツアキ
制作:C2C
両親の契約のせいで異世界へ勇者として召喚された高校生が、顔が亜人よりだったため女神に嫌われ世界の果てで亜人達と暮らすファンタジー
<メモ>
異世界での水戸黄門風の話なので分かりやすかったです。
他の異世界転生ものとの違いは、勇者として呼ばれたはずが顔が気に入らないと見捨てられたせいで
亜空という場所で亜人達と交流していくことと、その亜人の仲間を殺されたためヒューマン(人間)を信じられなくなること。
ただし、月読命(前野智昭)から加護として女神を超えるチート級の魔力を与えられたし、レベル1,320と1,500のお付き(格さん助さん)がいるところはやっぱりなろう小説。
両親が日本に転生した理由・方法は2期でわかるのかしら。
<主要登場人物>
・深澄 真 / クズノハ:花江夏樹
・巴:佐倉綾音 上位竜「蜃」 時代劇が好き
・澪:鬼頭明里 災厄の黒蜘蛛
・識:津田健次郎 アンデッド
・エマ:早見沙織 亜人(オーク)
・ソフィア:沢城みゆき
・御剣(みつるぎ):斎藤壮馬
<ストーリー>
高校生の真は異世界から日本に転移した両親が過去に女神と交わした契約のせいで勇者として異世界に呼ばれたはずが
女神の祝福で美男美女ばかりのこの世界では、顔が亜人よりだったため女神に嫌われ情けで亜人の言語能力を与えられ「世界の果て」へ追放されてしまう。
自由に生きることになった真はオーク(豚)のエマを助けたことでこの世界の亜人達と交流が始まり
まずは、エマから魔法を学ぶ。
生贄にされるというエマを助けるため上位竜・蜃(巴)に会いに行く。
真の記憶を覗き見た蜃は真の記憶の中の時代劇に興味を持ち主従契約を結ぶ。
後に亜空に侵入してきた災厄の黒蜘蛛(澪)やアンデット(識)とも主従契約を結ぶことになる。
蜃が支配する日本の片田舎に似た風情が広がる亜空(霧の結界)にオーク達を移住させる。
オーク、ドワーフ、リザードマン、半人半蜘蛛と住人が増えていき
真は亜空の長となり若と呼ばれるようになる。
両親のことを知るためと人恋しさからヒューマンの街を訪ねるが亜人よりの顔と魔王並みの膨大な魔力、
それと女神のせいでヒューマンが使う共通語が話せないため敵とみなされ受け入れてもらえなかった真は
顔をお面で隠し商人として街に入り
高校の後輩で真に思いを寄せていた長谷川に似た冒険者を助けたり、
レンブラント商会の家族の呪いを解いたりする。
ヒューマンの住む街で亜空の商品を売るために商会を開くことにした真は
蜃気楼都市を作り冒険者を迷いこませて亜空の商品の良さをアピールしていたが
亜人を下に見ている冒険者が盗もうとしたドラウプニルが爆発しオークと巴の分身が亡くなってしまう。
爆発事故を起こしたイレイン(前田玲奈)に怒り真は自分の手で初めてヒューマンを殺す。
商店を開くため学園都市に向かう道中、女神に魔族 vs ヒューマンの戦場の最前線へ送られてしまい
魔人側のソフィアと御剣に襲われる。
命の危機を感じた真は魔力を開放し危機を乗り切るが威力が強くヒューマン・魔族双方に壊滅的な打撃を与えてしまう。
ヒューマン軍には真と同じように勇者として転生してきた人物がいる事をまだ知らない。
界(かい) 月読命から与えられた加護の力
ドラウプニル ドワーフ制作の真の魔力を蓄積する指輪
〃 の防具 普段は青 リバーシブルの赤の状態では起動力があがる
21.11.26