take_0(ゼロ) さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
幸せって何なんですかねー。
なるほどねー。
タイトルは少々狙いすぎかなぁ。
実際、マッチしているかどうかというと、ちょっと違和感。
ただ、キャッチーな感じというか、印象に残るという意味では成功なのかなぁ。
物語の評価としては、感動系というか・・・、思いが残る系としてはフツーかなぁ。
ほんの少し、無理矢理感を感じました。
ただし、全般的な雰囲気、特に最序盤、再終盤はスカーボロー・フェアーが効いていて素晴らしい雰囲気を醸し出していたと思います。
好きでしたね。
実は、物語(ストーリー自体)よりも、雰囲気と幼稚園キャラをはじめとした日常的なパートが好きでしたね。
(アブナイ発言になりそうですが)他のアニメ作品で観るこの年代のキャラクターと比較しても、この作品の幼稚園キャラ達のかわいらしさは群を抜いていました。
なんで、そのように感じたのかはよくわかりませんw。
作画はフツーでしたかねぇ。
主要キャラ以外は雑な感じもしました。
女性キャラ(幼稚園キャラも含む)は可愛らしかったです。
声優さんも特に可もなく不可もなくという感じでした。
音楽は、先に述べたとおり、とてつもなく印象的なシーンを作り出せていたので、そこは良かったと思います。
楽曲のスペックもある気はしますが・・・。
ただ、OP/EDも普通に良かったと思います、好きな方でした。
キャラクタは・・・。
主人公キャラが、あまり好きなタイプでは無かったです。
なんでなんだろうと、自分でも不思議なのですが。
クトリ:実はこのキャラさんも、あまり得意では無かったのですが、物語が進んでいくうちに、年頃の女の子らしい表現や欲的なモノもチラ見できるようになってから、しみじみと魅力を感じてきた次第です。
健気さと強さとやさしさが同居する良いキャラだったと思います。
アイセア:意外なヒミツがあるキャラでしたが、私は好きでした。
ツッコミ役というかペースメーカとしていい役割でした。
ちょっとヤカマシイところもありましたけどね。
まぁ、このほかにも登場するキャラクタは多いのですが、
主人公の「仲間」のキャラは印象に残る魅力的なキャラクタが多かったと思います。
観ていて楽しかったです。
さて、問題の最終盤ですが・・・。
これは、なかなかにキビシイ、そして哀しいというよりも、寂しいに近かったかなぁ。
でこの感想のタイトルです。
幸せって何なんですかねー。
愛しているって言われることが幸せ?
愛しているって伝えれる人がいることが幸せ?
・・・・・。
さて、再終盤の主人公:ヴィレムとクトリの呼びかけ合い。
ここは、深いと思いますねぇ。
それぞれが、それぞれの思いを巡らされることでしょう。
どうですかねー、幸せを探す?
よーく考えてみて下さい、「今」が幸せなんじゃないですかー。
なーんてね。
物語自体は、例によって、続けようと思えば続けれる体裁で終了しているのですが・・・。
次があるとしたら、幼稚園組が成長して・・・、なんですかね。
それも、ちょっと悲しいかもしれないなぁ・・・。
さて、コイツ何言ってんだ、って方は
機会がありましたら、ぜひご覧くださいませ。
印象に残るモノはある作品だと思います。