くらま さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:今観てる
対義語は昨日の紳士服
セーラー服シリーズ、待望の6作目(※注)でしょうか。
まさにセーラー服シリーズにハズレなし、恐るべし。
※注
1.機関銃のヤツ
2.脱がさないで欲しいといいつつまんざらでもない様子に子供の時はドキドキしながら観てた例のヤツ
3.少年JUMPでやってた騎士のヤツ
4.同盟が反逆するヤツ
5.素直じゃなくて申し訳ない、月に代わってのお仕置きは甘んじてお受けいたします
6.あし、明日ちゃん
5話目まで高校生の話しかと思って見てました。
思えば2話目で給食描写あったのですがね。
思い込みは思考を鈍らせます。
実は一話目を見逃しており、5話目視聴後にもしかして一話目大事じゃね?と思い、入ってて良かったアマ○ラ。
アニメサイトもろくに見ず、タイトルのみで勝手な想像していたのですが視聴後にだいぶ異なる結果に。
・あしたちゃん→あけびちゃん
・名前ちゃん→苗字ちゃん
・高校生→中学生
・セーラー服は比喩というか作品の象徴的なタイトル→一人だけセーラー服特権
・日常系→ギャルゲー
・セーラー服流行らせる?→そんな感じではなさそう
・紳士向け→安心の紳士向け
視聴途中ではございますが、この尖った作品名から敬遠される方も多いかもしれませんが中身は紳士御用達の作品でした。
紳士、そう、恐らく紳士しか観てない作品です。
原作者の持つ紳士属性を作品内キャラ達に紳士させているのと思われるのですが、不思議と不快に感じないという。
つまり突き抜けた紳士は純粋。
アニメ制作陣も紳士集団。
この作品は原作関係者、我々視聴者含め紳士しかおらんのか?と。
ひと昔前はアニメ観てるだけで犯○予備軍の様な扱いを受ける時代がありました。
もうね、単なる悪口通り越してヘイ○ですよ。
この人達って受けた側の気持ちを考えろ、など『多様性を強要』する有識な方々なのですが、ゲーム、アニメ相手になるとことさら凶暴になります。
こちら側の受けた気持ちに対する多様性はどこへ?
おっと、興奮してしまいました、話しを戻しましょう。
さて、当方のお気に入りは蛇森さんと平岩さん。
恒例の緑キャラ判定ですが、作品性から設定無しですかね。
キャラはタレ目が多めなのが少し苦手かも。
平岩さんは本作において唯一学年通りな見た目でさらに灰色髪が正義な上に超絶かわゆいという反則キャラ。
危うく自動販売機製造会社にクレーム(お客様の声)を出すところでした。
スピンオフ『平岩さんのランドセル』のアニメ化が楽しみでしかたありません。
あるかわかりませんが。
蛇森さんは、太眉毛好きなんですよね、当方。
あとなんだろう、キャラ位置付けになんか親近感が。
あの頃逃げて言い訳してた自分と重ねつつも、逃げずに前向きに歩んだ蛇森さん回が良かったのでBlu-ray予約しました。
忘れてはいけませんね、OP。
いいですよね。
落ちるまでまさに刹那でした。
あ、あと教室の床の質感。
背景作画が素晴らしい本作ですが、なんでしょうかあの床は。
とんでもない学校床ガチ勢が製作陣におります。
セーラー服に抵抗のある紳士諸君。
学校床を目的にご覧あれ。
命を賜り幾歳月。
深夜帯とはいえ地上波でこれだけの要素の変態が放映される時代の訪れをイチ変態として喜ばしく思います。
(柑橘系天使が放送していた時代とはまた違う、何かの訪れも感じます)