U さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
C. ネタバレ注意 – 波風立ておもしろく
森見登美彦の小説 (キャラクター原案 久米田康治)
制作:P.A.WORKS 2017年春アニメ
京都を舞台にした人間に化けた狸が主役のファンタジーの続編
「有頂天家族 二代目の帰朝」のアニメ化
<メモ>
下鴨家の両親の馴れ初めエピソードから始まった今期。
世界感に慣れたのか2期の方が面白かったです。
将棋盤に吸い込まれたり、地獄が出てきたりファンタジー色が強くなったように感じました。
赤玉先生の息子の二代目が帰ってきて、
先生の弁天への執着の理由が少しわかりました。
海星が矢三郎に姿を見せない理由もわかってすっきり。
<主要登場人物>
下鴨家 下鴨神社で暮らす狸
・矢三郎:櫻井孝宏 「阿呆さ」
・矢一郎:諏訪部順一 「責任感」真面目な性格
・矢二郎:吉野裕行 「呑気さ」偽叡山電車に化ける
・矢四郎:中原麻衣 「純真さ」指から電気を発することができる
・母/桃仙:井上喜久子
・父/総一郎:石原凡
夷川家 偽電気ブランを製造
・夷川 早雲:飛田展男 下鴨総一郎の実弟
・海星:佐倉綾音 早雲の娘 矢三郎の元許嫁
・呉一郎:中村悠一 長男
他
・赤玉先生(如意ヶ嶽薬師坊):梅津秀行 天狗
・二代目:間島淳司 赤玉先生の息子
・弁天(鈴木 聡美):能登麻美子 天狗の術が使える人間
・淀川教授(布袋):樋口武彦 下鴨桃仙の恩人
<ストーリー>
京都下鴨神社に居を構えるは狸の名門下鴨家。
蛙に化けて井戸から出られなくなった次男の矢二郎が井戸を出て母を訪ねたり、
長男の矢一郎の嫁(玉瀾:日笠陽子)が決まったり嬉しいことが続いた下鴨家。
が、下鴨家を敵視する姿を消したはずの早雲が金曜クラブの会員になろうと目論んだり、
地獄からきた天満屋(島田敏)の不穏な動きなどなど心配は続く。
有馬温泉で早雲が撃たれ絶命した(と思われた)あと
僧侶姿で戻ってきた夷川家の長男呉一郎の謝罪を受け入れ和解したと思わせて
偽右衛門(にせえもん)選挙当日、夷川家の裏切りにあう。
呉一郎本人の帰還により早雲の成りすましだったことがばれる。
相変わらず自由気ままに過ごす矢三郎は海星が自分には姿を見せない理由を知る。
天狗界隈では
100年前赤玉先生と喧嘩別れしてロンドンへ旅立った息子(血は繋がっていない)の2代目が帰郷する。
2代目と弁天はロンドンで面識があり因縁がありそう。
2代目ではなく弁天に跡を継がすつもりらしい先生は
偽右衛門選挙の立ち合いを弁天に譲るという。
矢三郎は狸を食する弁天よりはと2代目に立ち合いを頼んだことで弁天の逆鱗にふれ
忘年会の狸鍋の具材として捕まってしまう。
下鴨家vs夷川家、2代目vs弁天、狸vs金曜倶楽部の騒動の行方は。
21.10.31