なっぱ𖧷𓈒𓂂 さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
釣り未経験でも魚がダメでも楽しめた!
❁⃘❁┈┈┈┈┈INTRODUCTION┈┈┈┈┈❁❁⃘
都会から田舎に引っ越してきた鶴木陽渚は、
生き物が苦手なインドア派。
手芸部に入って楽しい高校生活を過ごす予定が、
散歩中に黒岩悠希と出会ったことがきっかけで
謎の「ていぼう部」に入部させられてしまい、
釣りをはじめることに…。
個性的な部員たちに囲まれて、
陽渚の高校生活どうなるの!?(公式引用)
❁⃘❁┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈❁❁⃘
作中、部長の黒岩がバリバリの方言を使っていて
私の地元と似ているな〜と気になり調べたところ、
舞台のモデルとなっているのは
熊本県の芦北町(あしきたまち)とのこと。
地元とは隣の県なので納得です!!
あまりにも凄い方言セリフばかりの黒岩を
担当している声優は篠原侑(ささはらゆう)さん、
驚きなのはシャドーハウスのエミリコと同じという事!
いやはや声優の幅広い活躍を実感させられましたね〜。
陽渚を含めた部員4人と顧問1人でストーリーは進む。
個人的には真が1番好きです、癖になる感じw
最初は無理やり入らされ嫌々だった陽渚が
部活動を通して釣りの楽しさを知り
どんどんハマっていく様子が描かれている。
私のような魚嫌いでも作品を通して魚に興味を持てました!
釣りについて作中に解説が入っているので
無知でもしっかり楽しめました!
4人の性格の違いを上手く利用しているな〜と。
イラスト自体も個性の表現が細かく描かれてて面白い。
{netabare}
◆ れぽーと01【 ていぼう部 】
釣り中の黒岩に出会い半ば無理やり部活に入らされる。
◆ れぽーと02【 リールとキャスティング 】
釣りの練習が始まる。投げ方とか。
釣った魚は食べるをモットーとしている部活で
その日の魚を陽渚はお家へ持ち帰る事に。
美味しい魚を食べられる喜びを感じた陽渚は
ていぼう部を楽しむことにする。
◆ れぽーと03【 マゴチ 】
釣りポイントまで荷物を積んで移動する時に使う
荷車みたいなのが程よいダサさで笑えましたw
なかなか釣れる魚ではないけど
陽渚のビギナーズラックがあるかもと考える部員。
そして見事マゴチを釣り上げた唯一の陽渚は
真に教わりながらトドメを刺す事になり、
初めて魚を締める大切さを学ぶ。
◆ れぽーと04【 エギング 】
ヤッケを披露する黒岩のおじキャラっぷりが可愛いw
陽渚も夏海もヤッケを勧める黒岩に対し
可愛くないとハッキリ言っていて、
少しづつ深まっている仲が感じられる。
可愛いものが欲しいという陽渚と夏海の為に
4人で電車に乗り買い物へ行く。
可愛い〜!とはしゃぐ陽渚と夏海を見てたら、
釣具店にある女の子用の可愛い服は真にとってどれも
サイズが合わなくて選べないの可哀想になる。
陽渚は1万円の予算があったものの
半額の服1枚だけで予算いっぱいになり
気に入った帽子を諦める事になるが、、
帽子は夏海の提案で3人からサプライズプレゼント!
(夏海だけは陽渚がていぼう部を辞めにくくなるように
なんていう可愛らしい思惑付きだったそうでw)
こういうシーンは心がほっこりする♡
次の部活からおニューのジャケットと帽子を着用、
今回はイカ釣りだったんだけど釣ったイカに
イカスミで服を汚された陽渚。
早速ジャケットの撥水加工に助けられたの可愛かったw
◆れぽーと05【 潮干狩りと顧問 】
初めてジャージ姿が披露される。
ジャージがダサいという感覚は全国共通説浮上www
潮干狩り到着してすぐ、
先輩達の話を聞かずに陽渚と夏海がはしゃぎ続けて
泥に足ハマって全身泥だらけになるところは
個人的にウザいと感じる方が強くて要らなかった^^;
みんながアサリを集める中、
陽渚だけが手に入れた1つの大きなハマグリ。
翌日、砂抜きしたアサリとハマグリを食べるシーンで
急に顧問が登場し遠慮なくアサリを貪り始めるし
部室なのに大量のお酒を飲むし陽渚が食べようとしてる
ハマグリを横取りしていくし先生の行動が度を超えすぎて
笑いよりも非常識だという不愉快な思いの方が残った。
ただの食い意地はってる先生でしかない、、
いい作品だからこそ残念な気持ちになりました。
(6話以降も観るか悩んだところ)
◆ れぽーと06【 アジゴ 】
ついに陽渚が部活とは関係なくプライベートで
釣りにチャレンジする意欲的な姿勢がぁ!!!
だけど、いつもは簡単に釣れるはずのアジゴが全く釣れず
夏海の登場により針のサイズがいつものより大きいから
アジゴが食い付けなくて釣れなかったという事が判明する。
ただ餌つけて投げるだけではないという釣りの難しさ、
工夫して釣れた時の喜びがとても分かります。
部活でも大量のアジゴを釣るんだけど、
素手でブチブチブチって内蔵を取り出す下ごしらえを
フェルト人形と思い込んで陽渚が無心でこなすシーンは
取り憑かれたんかっていうホラー感が面白かったw
あと、たこひげや(釣具屋さん)の店長のキャラとても好き!
◆ れぽーと07【 穴釣り 】
ブラクリという根魚を釣るための仕掛けでガラカブを釣る。
ここから真のガラカブ愛と、
小さい頃お父さんと穴釣りをした時にどハマりし
夢中になりすぎて溺れた事が発覚する。
自分と同じことにならないか陽渚が楽しむ姿に
終始ハラハラし続ける真が親にしか見えなくて可愛い♡
梅雨で雨が続いて釣りが出来ないけど
テスト前だから勉強するのに丁度いいと思ってる夏海、
実はめちゃくちゃ頭のいい子というギャップw
だけどテストを忘れていた陽渚は
雨の間ずっと家でぬいぐるみを作っていたと言う。
しかも成績は喜ばしくない、、
焦る陽渚に夏海の提案で週末一緒に
飲食店を営む夏海ちゃん家で勉強をする事に。
夏海ママがご馳走してくれたお昼ご飯のナポリタン見たら
美味しそうすぎてナポリタン食べたくなりましたね〜
そして今日に限って晴れた空を見てたらウズウズしてきて
勉強に飽きた2人は外に飛び出し釣りに行っちゃうw
◆ れぽーと08【 テナガエビ 】
まだまだ続く雨で1週間部室に行けず、
黒岩がみんなを連れて向かったのは顧問のいる保健室。
保健室に置いてあるテナガエビの釣具を持って
雨でも釣りがしやすい橋の下の川へ向かう。
行く途中に釣りの許可証を
1人500円払って用意するというシーンがあったのですが、釣り未経験者の私はそれで初めて有料の許可証がある
という存在を知る事が出来たので勉強になりました!!
テナガエビの釣り方は単調ではなくて難しそうでしたね〜
陽渚が負けず嫌いじゃなかったら0尾で終わるとこだったw
◆ れぽーと09【 備えとアオサギ 】
海に関わる部活だから年1で着衣水泳の訓練を毎年プールで
行っているらしく海で溺れた経験のある真はこれが大嫌い。
指導を行う顧問の先生、初めて頼もしく見えた!!!
いつも真だけがライフジャケットを
体に装着していた理由が分かりましたね(*´^`)
今回は顧問が新しいライフジャケットを
全員分購入し準備してくれていて、
しかも釣りをする時にも動きやすい腰巻タイプ!!
普段はウエストポーチみたいにコンパクトだけど
飛び込んだりして水を感知するとエアバッグみたいに
ボフッッッて膨らむ仕組みになっているらしい。
こんな物があるなんて初めて知りました!
本当にこのアニメは勉強になりますね(*´`)←泳げない人
アオサギの事も初めて知りました、
目を逸らしたくなるけど絶対に逸らしちゃいけない
こんなに痛々しい話が海にはあるんですね。
もし釣りをする方たち全員があにこれ会員レベルの
アニメ大好き人間でその上この作品を観てくれたとしたら
こんな悲しい事故は減ってくれるんだろうな、、
自分の犯した1つ1つの行為がこういう事故に繋がる
という事をもっと自覚してもらえたらいいのに。
◆ れぽーと10【 のべ竿 】
釣りにはハマったけど大きな魚はまだダメな陽渚の為に
小物でも釣った感触を楽しみやすい、のべ竿という
しなりのある釣り竿を使ってウキ釣りをする事に。
明るい時間は小物しかいないけど
夕暮れには小さなアジゴではなくアジが釣れる事を
陽渚には内緒にして企んでいる黒岩が好きすぎる〜♡
五目釣りで陽渚が釣った魚たちはとても綺麗で
これなら初心者でも楽しめそう!!
毒の知識とかは最低限持ってないと怖いけど、、w
いよいよアジを釣るシーンでは
黒岩の企みを読んでいたかのように既に真が後ろで
すくう網を用意していたので2人のコンビネーション最高。
突然の引きに慌てていた陽渚も、
釣った感触と感動に浸っていて嬉しそうだった〜。
その後の真が魚の開き方を教えるシーンでは
包丁を入れて捌くところが滑らかに表現されていて
内蔵とかにも変なモザイクが入っていないから
またもや勉強になったし自分でもお刺身にしてみたいな
ってチャレンジ精神が芽生えてきました!!
生きてる魚はダメなので売ってる魚でやってみたいですね。
翌日、乾燥させた開きを食べる為に
部室前に集まったみんなのもとに顧問登場。
顧問は猟師もしていて家から燻製焼きを持ってきたので
今回は料理の幅も広がっていました。
釣りアニメから飯テロアニメにシフトしたのかと
思うくらい美味しそうでお腹が減る回ですねぇ(°﹃° *)
そして最初は苦手だった顧問が
終盤で活躍しだしてるのがなんとも言えない、、w
◆ れぽーと11【 キス 】
ウキ釣りで陽渚はバリを釣り上げたけど
トゲに毒があるし磯臭いから美味しくないと言う夏海に、
美味しく食べられる調理法を真が教える。
釣ってすぐトゲをハサミで切って
タオル越しに握って頭と体をパキョンッて割って
捌いたバリのお刺身は夏海の知ってる磯臭さを感じず、
調理方法によって魚自体の味が変わる事を学びましたね。
浜辺でのキス釣りでは初めて生きた虫が餌に!!
これです、、申し訳ないけど釣りと言えば
この餌にする虫の気持ち悪さが付き物だよなぁ( ᵕ ᵕ̩̩ )
うにょうにょする中に気持ちいい〜と
手を突っ込む黒岩と夏海の姿にはゾッとしました、、。
虫が触れない絶叫状態の陽渚は疑似餌を使い
虫を使わなくても釣れることを証明するために頑張るけど
なかなか上手くいかずその日は釣れないまま終わる。
黒岩は今回、自分で工夫が必要な事を知ってもらう為に
部員のみんなには陽渚へ教えないよう口止めしてある。
◆ れぽーと12【 これから… 】
なんで自分だけキスが釣れなかったのか家で調べて
虫餌と疑似餌に明らかな違いがある事を知った陽渚は、
翌日調べた疑似餌での釣り方を早く試したくて
誰よりも先に部室へ向かい出発の準備をしておく程に
もうどっぷり釣りにハマってて凄く楽しそう(*ˊᵕˋ* )
虫餌は水中でクネクネ動くけど疑似餌は動かないから
釣り竿の動かし方を工夫して変えてみたところ
昨日は無かった突っついてくる感触があったが
食いついてくる気配は一向にない。
考えて考えて考えて、
初めの頃に1人でアジゴ釣りをした時
針のサイズが大きくて釣れなかった事を思い出す。
ここで釣れたキスのサイズを夏海に聞くと
家で調べたキスよりも小さいことがわかって
小さい針にかえたら、、釣れたぁぁぁああああああ!!!
この感動は陽渚にとって忘れられないだろうなぁ( •̥ࡇ•̥ )
最後は部室前で陽渚を中心にフェルトで魚の人形作り。
その楽しそうな様子を見ていた黒岩が
手芸部にいきたいんじゃないかと尋ねたところ
ていぼう部がいいと答える陽渚にじわ〜ん、、
そして実は手芸部に男子部員しかいなかった事が明らかに。
最後のオチそれぇーーーーwww
{/netabare}