シン☆ジ さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
うぐぅ。。次からまっとうに成長してね。
劇場版が日本の興行収入記録を叩き出した作品の続き。
小生も視聴候補の最優先でした。作品説明も今さら不要かと。
あ、そういえば脱税の話題がありました・・
(作品と直接関係ないので畳んでおきます)
~{netabare}
脱税動機は「手元資金の確保」らしいですね・・
・「必死になって作ると赤字になってしまう」
・「アニメ制作に求められるクオリティはどんどん高くなっていて、私もスタッフもそれに応えようと懸命に取り組んでいますが、クライアントから提示される制作費が安価なため、毎回、作品を作ると必ず赤字になる」
・「弊社はたまたまヒット作が出たからいいけど、そうでないと倒産」
・「何で毎回、赤字の作品を引き受けて仕事しているんだろうと思いながら、ずっとやってきました。苦しかったです」
ちなみに脱税は鬼滅の刃がヒットする前とのこと。
アニメ制作は儲からないとの話はよく耳にしますが、これほど有名で人気作品を輩出している制作会社でさえ脱税を考えてしまう程なんですね・・
なんだか言い訳がましい気もしますが真実だったとしてもダメなものはダメでしょう。
「いや、苦しいのはあんたんトコだけじゃないでしょ・・」
「じゃあこの業界は脱税しないとやってけない業界なの?」
とツッコミたくもなってしまいます・・
ただ・・
この業界の構図って、ひとむかし前の製造業の構図と似てるんじゃないでしょうか(ひょっとしたら今もかも知れませんが)。
政府はアニメ産業の成長を助けるといっておきながら、税制の優遇や構図の改善を図らないのでしょうか。。海外市場の拡大だけでなく足元の強化も大切なのではないでしょうか・・やっているのに小生が知らないだけなら良いのですが、そうだとしてもそれをアピールしないと、人材も業界も育たないのでは。。ちゃんと考えて欲しいです。
そして(音楽を含め)コンテンツを利用する側もちゃんとサービスに対して対価を支払ったりグッズ購買で支援することも考えた方が良さそうですね。。
バッチもんを買わない事もそのひとつかとw
{/netabare}~
原作:ジャンプ系漫画
制作:ufotable
社長が脱税したのは残念ですが
作品はイイものが多いかと。
放送:2022年冬(全12話)
視聴:2022年冬(地上波録画)
さて・・作品自体の感想はというと・・
■作画
素晴らしい。。
確かに毎回こんな劇場級の作画をしていたら、制作自体が赤字にもなるのも頷けるかも・・
でも観る方はやっぱ求めてしまう。
やっぱ税制優遇すべきでは。
■物語
あにこれで評価点をつける際、展開や演出をどこに入れるか・・小生は、展開=物語、演出=作画に入れてます。
そういう意味で、物語については過去話でエモエモにさせてはくれますがそれは演出や演技の効果であって、物語が秀逸な感じではないかなと思ったり。
■音楽
印象に残らないくらい物語と一体化していた感が・・
つまり悪くなかったし取り立てて良かったわけでもないかな。
■キャラ/キャスト
~{netabare}
堕姫・・最初cv真綾さんかと思ったけど・・
沢城さんの演技に感情移入してしまい、
キャラを憎めませんでした。
小生の中では今作MVP。
堕姫の帯・・cv伊藤静さん。別cvとは。
鯉夏花魁・・cv斎藤千和さん。気付かんかったw
妓夫太郎・・cv逢坂良太さん。ナガテー!
天元・・嫁三人て!それを遊郭に忍ばせるって・・
須磨・・天元の嫁のひとり。
声かわいいと思ったらやはり。東山さん。
善逸・・寝たまましゃべるのんなw
伊之助・・心臓の位置ずらせるのんな・・w
禰豆子・・巨乳化したりチビキャラ化したり最強でわw
鬼頭明里さんはニジガクでも眠り役ですが
踊って歌うのが意外でしたw
{/netabare}~
敵方も憎めないところがあり、サブキャラ含め物語に色を添えてくれました。キャストも良かった。
~まとめ~
ストーリー自体はまあ、家族愛、兄妹愛をベースとしたものでそんなに特殊なものでもないけど・・
そこに鬼という要素を絡めて、展開、画力、音楽、演技で惹きつけ気持ちを高める工夫・努力にすばらしさを感じました。
アニメ業界が健全に成長するよう応援したくなります。。
#ちなみに、うぐぅとは・・
{netabare}#『Kanon』の登場人物月宮あゆの口癖及び自身を指す通称・愛称ですw{/netabare}