梨の妖精 さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
舞台少女達それぞれの持つ悩みや葛藤、そこからの成長が良い
NEW GAME!の得能先生がツイートしてるのを見て存在を知り以前から気になっていた作品でした。
見始めた時は女の子がレビューを頑張る話なのかな?くらいに思っていて、ほとんどの内容に関しての予備知識は無しで見始めたので、作中のレヴューを見た時は驚きました。というか最初は意味わからなかったです(笑)キリンもよくわからんですし(聞いた話だと先に舞台版を見てる人にはわかるらしい)
中盤で説明されてようやく理解しました。
しかし、意味はわからなくても作中のレヴューのシーンが凄くカッコいいんです。作画の良さもあって凄くカッコいい。キャラ毎のレヴューがそれぞれ個性的なのも凄く良い。
そして10代の少女達の悩みや葛藤、そこからの成長が凄く良いのです。
自分はまひるの嫉妬のレヴューと香子の回が共感度が高く、特に好きでした。まひるちゃんみたいにあそこまで誰かに依存したりって事は無いですが、自分も結構繊細な性格で、時々嫉妬してしまう事もあったりするので。
あとはばななちゃんの気持ちもよくわかります。
舞台少女達それぞれに色んな葛藤があってそこから成長していくストーリーはかなり自分好みですね。
上記の通りキャラクターはかなり良いです。人数もそこそこ多いのにみんなすぐ覚えられましたし、みんな凄くキャラ立ってると思います。
声優さんも超個人的な話ですが、自分の好きな三森すずこさんと相羽あいなさんが出てて嬉しいです。お2人共凄く好きな声なんです。
音楽もレヴューの時に流れる挿入歌も良いですし、OPの曲もめちゃくちゃかっこいいです。
あにこれの点数だとめちゃくちゃ高いって感じでは無いですけど、今作をかなり評価しているライターさんもいるようですし個人的にはもっと高得点でも良いかなと思う作品です。
最初の方で意味わからないって投げちゃった人も結構いるのでしょうか。
最後まで観ても実際自分も難しくてわからない部分もあったり、色々調べて理解した部分もあるので、確かにぱっと見の作品のイメージと比べて話は難しいなという感じはあります。
個人的にはもっと多くの人に観て欲しい作品でとてもおすすめです。また劇場版の方も観たいと思います♪