ハウトゥーバトル さんの感想・評価
4.4
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ジャズは鳴り止まない
この話は宇宙を股にかける賞金稼ぎの話
20世紀の最高傑作と呼ばれている作品(個人的印象)
その評判にふさわしい内容でした
基本は一話完結型。その回の最初に導入があり、戦闘があり、最後に解決(一段落)という流れがほとんどであり、そこを切り取ってしまうと一見面白くなさそうですが、その一話一話の構成が丁寧かつ深いものであり、一話完結型らしくない物語の面白さが伝わります
作品の序盤はキャラや世界観の把握がメインです。
といっても明記されるわけでもないので、作中で理解することになるのですが、後半での物語理解で必須ですので、前半の内に大抵を理解しときましょう。
{netabare}
個人的に一番好きな回はやはり最終話付近です。ジュリアが死ぬのはもうちょい後だと思ってましたし、アニーは死なないと思っていたのでびっくりしました。スパイクが死ぬのはなんとなく分かったていたので予想としては「ジュリアとスパイクの墓に酒をかける」みたいな感じになるのかと思ってました。
ですので(なのかは不明ですが、)「ジュリアは逝っちまった。早く終わらせようぜ」がかなり刺さりました。
一番意味不明だったのは「東風」であれはよくわかりませんでした。
いや何が起こったのか、というのは理解できますが、後味さというか面白さというかを感じ取れませんでした。まぁあの回は雰囲気でも流れは理解できるので厳密に理解をする必要は必ずしもあるわけではないのでしょう。(自己擁護)
{/netabare}
監督は渡辺信一郎さん。
シリーズ構成は信本敬子さん。
キャラデザは川元利浩さん。0083や08小隊の方ですね
劇伴は菅野よう子さん。マクロスプラスの方ですね
原作・アニメ制作はサンライズさん。さすがですね。
作画はかなり良く、ガンアクションや迫力が上手く描写されていたと思います
声優さんも素晴らしく、とてもキャラが反映されており、素晴らしかったです
贖罪を求めていたのは誰なのか
ということで締めます