うぐいす さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
登場キャラが多かったら面白かったかも
ある日主人公と女の子がピアノで連弾していたら、敵が強襲してきてコンダクターとムジカートになるところから始まるお話。
ムジカートというのはクラシックのひとつの曲の戦士みたいな感じで、コンダクターの指揮でより強くなるらしい。
今回は数人しか出てこないが、例えば同じベートーヴェンでも今回出てくる「運命」ちゃんと同じベートーヴェン作曲の他の曲のムジカートが出てきても面白かったかもしれない。
アニメの質が良ければ「ウマ娘」みたいに大量にキャラを登場させても成功するわけだから。
主人公以外の心情の変化の描写がないため、ムジカートのロボットみたいな情に希薄な性格が、急に人を手助けするのが当たり前になっていたり、主人公に恋愛感情っぽいものを抱いたり(アンナも)と前触れもなくキャラ設定が変わっていくので物語に入り込めない。
敵自身にボスがいるわけではないみたいなので、そこもちょっとあやふやで結果地味なアニメに仕上がった感じ。
そもそもクラシックをアメリカでってのでハードル上がってる気がする。
内山昂輝の低い声はイケメンレベル高い。
本渡楓は何だかんだで「手品先輩」が一番かわいい。