セシウス さんの感想・評価
2.4
物語 : 1.5
作画 : 2.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 1.5
状態:観終わった
ありふれた料理の食レポをアニメで見せられても…
原作ラノベは未読です。
街の洋食屋が毎週土曜日に別の世界とつながってしまい、その世界の様々な人々が料理を食べにやってくるお話です。
客は人間やエルフや獣人など色々いますが最初に食べた彼らにとって未知の料理を気に入ってしまい、繰り返し食べにくるようになります。客のバックボーンは様々ですがあまり深くは描かれません。また店側も店主・異世界人のウエイトレス2名が登場しますが、簡単なキャラ紹介のみで他はほぼ働いているシーンのみです。
料理はカレーやハンバーグなど普通の料理ばかりです。調理シーンは非常に少なくレシピ紹介のようなものはありません。
登場人物紹介8分+飲食シーン2分が延々と繰り返されとても退屈な物語でした。店主かウエイトレスか客の一人でも主人公に据えて物語を展開させないと眠くなってしまいます。
声優さんたちは違和感無く上手だったとは思いますが、各キャラは描写が浅くて設定集を見ているような感じでした。
背景の作画は綺麗だと思いましたが、キャラクターの作画は今一つでした。そして何より肝心の料理の作画が悪く、全然美味しそうに見えません。(特に豚汁!あれはないでしょ・・)実は現実世界では不味くて有名な店で、異世界人だから喜んで食べているのか、と邪推してしまいます(笑
音楽はBGMが品の良い感じで良かったと思います。
別にアニメにしなくてもよかったのでは、と感じた作品でした。原作は小説(なろう系だけど)のようなのでもっとちゃんとした物語になっているのでしょうか?
全12話がすごく長く感じました。同時期一緒に見ていたキッズアニメの方が余程おもしろかったです。