ato00 さんの感想・評価
3.8
物語 : 2.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
愛を貫く人々、結構シリアスです。
1978年放送、宇宙戦艦ヤマト2のリメイク版。
つまりは、2199の続編です。
3年後なのに、ほぼ元通り。
美しい地球が戻って来ます。
そして「時間断層」により、地球は絶賛軍備拡大中。
そこに謎の白色彗星帝国の侵略が・・・
2202は愛がテーマかな。
副題にもなっているし。
戦いの中での様々な愛の形を描いています。
ただ、それが前面に押されていて、私は食傷気味です。
特にくどいのは古代進の愛。
激烈な戦いの中で愛を貫くとは。
世間はそんなに甘くないと思うけど。
まあ、しゃーないか、それがテーマだから。
愛の象徴がテレサ。
これもまた謎の存在。
思念体だけど、キーパーソンなんでしょう。
服を着て欲しいんですけどぉ、と昔から思っています。
2199同様、絵が綺麗、BGMが素晴らしいのは言うまでもありません。
しかし、ストーリーの芯がない。
2199の目的が明確だったのに比べ、行き当たりばったり感がありました。
ラストを含め、脈絡の無さについていけない部分もあったと思います。
印象に残ったのが白色彗星帝国のパイプオルガン。
タータ タータ ターターター。
登場毎に流れるものだから耳に付いちゃいます。
それと、ガミラスのキーマン。
鍵になる男だからこの命名かな。
ちょっと駄洒落が入っているような。