ネムりん さんの感想・評価

2.6
物語 : 2.5 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態：観終わった

新感覚とばっちりホラーアニメ

最終話見終わり、
物語　3.5点→2.5点
作画　2.5点→2.0点
キャラ3.0点→2.5点

前半は結構面白かったのですが、後半ネタがマンネリ化してしまい失速気味に。
オチがパッとしなかったので、もっと材料集めてから12話分楽しめるように作品作りをしてもらいたかったです。

最後まであーあくだらなかったかな...。




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今話題(？)の都市伝説ホラーアニメ

なぜかテレビ東京でしか地上波放送は観れない。

□1話　闇？工場で語りかけるマネキンのお話。

とにかくこの工場が怪しすぎて現世と霊界を繋ぐ役割を果たしているのか、魂の宿ったマネキンが大量生産される。

工場で働く青年の友人がマネキンに話しかけられ、取り乱して家に火をつけ家屋が消失するのだが、工場の社長はすぐに住居を用意する手際の良さ。
何か怪しい世界に突っ込んでるとしか思えない謎に包まれたマネキン生産工場。
霊体を何らかの形で取り込んで、マネキン形成する技術を持っているのか、その目的を含め全くの謎である。

それ故に考察を深めると恐ろしくも感じるし、"あーあ～ああーくだらねえな"とも感じる。

□2話　孤独死した父親と3人の兄妹のお話

父親の遺品整理を進める兄妹たち。

何やら生前のことを記した日記のようなものが出てくる。
生前に記した子供の成長記録と死ぬまでにやることリストがその内容。

翌日、部屋の中に横たわる3人の兄妹たち。
疲れて眠っているのか永遠の眠りについてしまったのか詳細は不明。

その日記にはやることリストの中に"刈り取る"という文字が書かれていて、前日にはなかった3本線が引かれていた。
1本でも2本でもなく3本線なのである。
よくよく考えてみると結構怖い。

でも一番怖かったのは遺影として飾るはずの父親の写真が、 無表情から笑顔に変わっていたこと。

しかもその笑顔が"永井大"そっくりなのである。

マジで怖かった🥶...。

□3話　妄想癖を膨らませる女子中校生のお話

毎朝マンションの窓辺に立つお姉さん。

友達のいない女子中学生はお姉さんのことを心の拠り所にしている。

ラジオを楽しむことが日課である彼女はある日、お姉さんと思われる人物から本人向けのラジオ投稿が寄せられる。
彼女はその投稿を楽しみにしていたが、数学の教科書を見せたことがきっかけで友達ができてしまう。
友達ができたことでいつの日かマンションの窓辺を見上げなくなった女子中学生。

ある日マンションの側を通り過ぎると頭上から何かが落ちてくる。
それはお姉さんの絵が描かれていた看板だった。

あのラジオ投稿は何だったんだろう...。

"見える子ちゃん"ばりの完全スルースキルを使って見なかったことにするオチ。

妄想は膨らむばかりである。

□4話　飲み会後の終電のお話

飲み会で盛り上がり過ぎて終電を逃しそうになる"大森"。

なんとか終電に飛び乗ることはできたが、誰もいない車内。
違和感を感じつつも一本の電話が。
電車の外を見ると本来自分が乗っていたはずだった終電に電話をかけてきた"けんじ"の姿が.....

自分の乗っている車内を見渡すと神妙な面持ちで飲み会前に相談を持ちかけられた"竹下"の姿がそこにあった。
不気味な笑い声を上げながら全てを終わらせたと話す竹下。

そう乗ってしまったのは竹下からの道連れで、人生の終わりを告げる死へと向かう終電だった。

とばっちりもいいところだ。

□5話　閉店になっても帰らない老婆のお話

とにかくこの婆さんが図々しい。

閉店間際、喫茶店の店員に声をかけられ行く宛てがないからあなたの家に行きたいと言い出す老婆。

当然ながら断るも姿が見えなくなったと思いきや、住所を教えた筈もない帰宅したマンションに彼女と一緒にくつろぐ姿が.....
怖いからそのまま部屋から追い出すと呪いをかけられ、寝て目覚めると店員は異様な姿をした老人の姿に.....

今度は自分が喫茶店であなたの部屋に行きたいと言い出す(元)店員。

とばっちりもいいところだ。


6話へと続く...。