camuson さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
印象度:45
劇場用のアニメなので、丁寧につくってあることは間違いないのですが、
どうも、私には合わない作品でした。
主要な登場人物は以下の3人です。
隠遁生活をしている往年の大女優。
そのドキュメンタリーをつくろうとしてインタビューをするおっさんP。
(小さな映像製作会社の社長らしい。プロデューサー兼ディレクターか?)
おっさんPが連れてきた関西弁若手カメラマン。
女優が若き日の役柄を回想する度に、
女優の大ファンのおっさんPと若手カメラマンが回想の中に入り込み
おっさんPは、劇中の登場人物となって、
自らの犠牲を顧みずに女優を助け、その忍ぶ愛に酔い、
若手カメラマンはそれに対して、
関西弁で突っ込みを入れつつも撮影続けるというスタイルです。
デフォルメを抑えたキャラクターに細かい演技をさせて、
コントの真似事をさせているわけですが、
これが決定的に面白くないというか、肌に合いませんでした。
不気味の谷に近付いているのでしょうかね。
わざわざアニメらしくないことをして、
わざわざアニメでは難しいことをして、
失敗しているなと思いました。