「鬼滅の刃 遊郭編(TVアニメ動画)」

総合得点
81.2
感想・評価
517
棚に入れた
1916
ランキング
418
★★★★☆ 4.0 (517)
物語
3.9
作画
4.3
声優
4.0
音楽
4.0
キャラ
3.9

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ネタバレ

かんろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:今観てる

実写のようなCGと手書きが混在する作風、全スタッフ入魂の圧巻の出来栄え

全11話、力を入れる話数に、
スタッフがきちんと配分されています。

1話から、細部にまで気を配る作りで、
なかなか話が進まない冗長な感じがしますが、
6、7話以後、徐々に盛り上がっていきます。
30分刻みだと、話の途中途中で切られているような感じですが、
楽しみ過ぎて、毎話リアルタイムで見ずにいられませんでした。
映画化も視野に入れているかのような作りと出来栄えだと思います。

全スタッフ入魂のバトルシーンの画面は、
手書きとCGが可能な限り混在していて、
カメラワークと効果が、忙しく盛り上げています。
京都アニメーションのように、
キャラクター一つずつが細部まで動くのとは違いますが、
どちらかというと、初期の進撃の巨人のような
カメラワークとCGと効果のフル活用という感じだと思います。
止め絵も多いのですが、そこは、
音楽と声優さんの熱のこもった肉迫の演技で繋いでいます。
実写と見間違えるようなCGは、特撮を彷彿とさせられます。
手書きの作画の混在は、違和感を覚えるものの、
美しさもあり、新しい作風になるのでしょうか。

冗長に感じるのは、モノローグで語る鬼滅の刃の特性状、
仕方がない部分もありますが、このモノローグの数々が、
ただのバトル物に終わらない深いテーマを物語っていて、
老若男女、幅広く人気があるポイントかも。
何だか聖闘士星矢を見ているような。
しかし、遊郭編全般に言えると思うのですが、
キャラクターごとに、長目のストーリーの時間が前後するのは、
少し分かり辛いような気がしました。
しかし後編になると、 {netabare} この炭治郎、善逸、伊之助が共闘し、
成長を感じさせるバトルシーンは、本当に胸が熱くなる物がありました。
ストーリー的には、原作を読んでいないと
細部まで共感しきれない気がするのは、私だけでしょうか。
3人もお嫁さんがいるのに、雛鶴以外は、活躍の場が少ないような。 {/netabare}
6話、7話から、徐々に確実に盛り上がっていき、
息つく暇もない圧巻の映像で、
30分刻みではもったいない出来でした。
10話のEDの入りは、リゼロのEDのようでした。
来週は、鬼滅お得意の泣き回で静かに終わるのでしょうか。

最後まで、力の入る遊郭編も、
子供から大人まで楽しめそうです。

投稿 : 2022/02/07
閲覧 : 170
サンキュー:

13

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