徳寿丸 さんの感想・評価
3.1
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
リセットボタン、セーブ機能ありの人生
原作未読(2022.2)
これは作者の自己投影、願望作品なのかな?クリエーターとして、多くの作品を世に出してる人の後悔や苦悩の断片を物語にしたのだろうか?
個人的には人生は一度きりだから面白いのであって、あの頃に戻りたいは飲み屋でクダまく酔っ払いの戯言としか思ってません。言っても仕方ない事だし。今の自分を受け止める事でしか先には進めないと思うし。
個人的にはラストで戻る場所は28歳の最初のタイムリープの時点だろと。熱量がどうこういうならそこからやり直せよ。それが筋じゃないの?とちょっと思いましたがね。あそこからやり直してこそがメイクドラマじゃないのかと。僕のせいだと言うのなら、他のメンバーが成功を収めている時間軸に戻ればいいだけでしょ?やたらと他のキャラに主人公弁護させて、彼は純粋で誠実な人間アピールが甚だしい。そして、主人公自身、どM希望打ち明けていい奴アピールとかちょっと過剰。無論そうしないとやはり読者、視聴者の共感を得にくいからだろうけど。
結局自分もそこに混ざりたいってだけの我儘で他人の人生振り回す事にはかわらないくせにね。
私のツボ:こういう事かな。僕が優秀なのがいけないんだーーー。嫌な奴だな(笑)。
追記: {netabare}この作品で仮に自分好みの展開があるとすれば、28歳の無職の時点に戻り、これでいいんだと新たな一歩を踏み出そうとした際、専門誌のプラチナ世代に彼らの名前がない事に気づき、何故だ?からの彼らを探し当て、4人で会社を立ち上げるような展開なら、確かに「僕たちのリメイク」として得心したかもしれない。それなら本当に情熱があると感じる(ベタだけど) {/netabare}