ninin さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
イリナとレフとアーニャ
作未読 全12話
アメリカ(連合王国)とソ連(共和国)が宇宙開発競争をしていた時代をモデルに、共和国側の迫害されていた吸血鬼の種族であるイリナ・ルミネスクが有人宇宙ロケットの実験体として、宇宙へ飛び立つお話とその後のお話です。
吸血鬼というともの凄く強いイメージがありますが、この作品は容姿と夜の活動が得意なところ以外はほとんど人間と変わりません。
この世界では人間が絶対的存在であり、他の種族?は人間に虐げられているようです。
イリナの壮絶な過去やレフがイリナの補佐役になった経緯、過酷な環境、過酷な訓練、そんな中レフとイリナの距離が段々近くなるシーンは良かったですね。
{netabare}
酔っ払って凍っている湖を滑っていたシーンは綺麗でした。
{/netabare}
監視役のアーニャが良いアクセントになっていましたね。
ヒロイン役のイリナ・ルミネスク役は林原めぐみさん、エヴァの綾波というよりコナンの哀ちゃんぽい感じがしました。
主人公のレフ・レプスは内山昂輝さん、結構ひねくれた(失礼)役が多いと感じますが、レフは冷静な感じですが熱く真っ直ぐなキャラでしたね。
イリナが終始どうなるのかドキドキして観ていました。{netabare}(結果、レフの機転と第一書記のこの騒動の利用で難を逃れて良かったです。){/netabare}
それぞれを信じ思いやる2人を最後まで観てくださいね^^
OPはALI PROJECT、EDはChimaさんが歌っています。
最後に、ロケットで宇宙へというと「王立宇宙軍オネアミスの翼」を思い浮かべますね。あとは「プラネテス」です。どちらも好きな作品なので、もし興味があったら観てくださいね^^