大重 さんの感想・評価
4.4
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
絶大な話題になった傑作の最終章
本作については特に語るまでもないですね。
クオリティは全く問題なし。
当然見ますしとても楽しみです。
残りは進撃の巨人について改めて語ってみますかね。
マガジンSpecialは読んでいなかったですが、進撃の巨人という凄いのが始まった、という噂は聞いていて、では1巻が出た時に買ってみるか、と思って…
これはすごい、とものすごく衝撃を受けたのが出会いでしたね。
確かにこれは、もの凄いものが始まったと。
というわけで初期から知っていますが、自分が見出したということはまったくないので、ちょっと悔しさすら覚えますね。
オタクあるあるかと思いますが…いや、今どきのオタクはあまり『評価される前から評価してたもんね』的なマウントをする人は居ないのかな。
私はそういうの大好きなんですが。
本作は昨年見事完結。
比較的テンション高めに最後まで駆け抜けた方ではないかと思います。
大いに話題になった作品って結構竜頭蛇尾に終わることも多いし、この進撃の巨人もそう言われることもあると思いますが、でもきっちり風呂敷を畳みきってしっかり終わらせただけで、素晴らしいと思います。
いやクオリティ高かったですよ。最後まで。終わってみればかなりの部分が納得ですし。
風呂敷を広げるだけ広げて全然たためない人が多い中でこの整理能力は非常に高いのでは。
諫山創さんは様々な褒められる部分があると思います。
迫力のある絵、構図。
上手じゃないとはよく言われますが、でも漫画ってのは迫力があってなんぼなので、上手な絵より迫力があって凄い絵であるというのは凄いことだと思います。
キャラクターが良いですね。
多分全キャラについて何が好きか趣味は、生まれや家族構成、経歴や政治主張など、きっちり全員練り上げていると思います。
だから一人ひとりが本当に生きているのですよ。
その上で容赦なく殺している。だから凄い人間ドラマが生まれる。
そういう魅力がたくさん描ける作者だから、これほど面白くなったのではないか。
ただの一発ネタが光っていたからでは無いと思うのですよ。
つまり、一発屋では終わらないのでは、と期待しています。
一大傑作を一本書き上げたことで、燃え尽きてもいるでしょう。
すぐ次、と動き出すかはわかりませんが次回作も大いに期待して楽しみにさせていただきます。
全話感想
…いや本当に面白くて大変楽しませて頂いて大満足なのですが…
Finalじゃないやんw
まあ仕方ないですね。色々あったのでしょう。
完結編もとても楽しみです。