剣道部 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ピュア百合
[文量→中盛り・内容→感想系]
【総括】
タイトルだけで純愛ものだと思ったら、やっぱり純愛モノでしたね。ただし、女の子同士の(笑)
肉体的に直接、というよりも、精神的な部分なフォーカスされていました。「甘酸っぱい青春モノ」。
ガチ百合というジャンルはあまり得意ではないのですが、ギリギリ守備範囲内ではあるので、最後まで観られました。
好きな方はめっちゃ好きなんじゃないでしょうか? アニメとしてのクオリティは高く、1時間程で観られれます。
、、、と、直前にレビューしたBLアニメと似せて書いてみました(笑) やってることは、「佐々木と宮野」と変わらない気がしましたが、BLか百合かというだけで、ここまで手のひらを返してしまう自分がダメだな~と思い、続けざまにレビューしてしまいましたw
《以下ネタバレ》
【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まず、画がもつ(笑)
男同士なら直視に耐えられずとも、女の子同士ならやや美しさすら感じてしまうのが、なんとも自分本位だよな、と(苦笑)
なんとなく、原作者は女性なんだろうな~と感じました。女性ならではの視点や感性が感じられ、それが、作品の世界を上品にしていたと思います。
百合カップルで、まだ肉体関係がないのに、修学旅行で風呂に入る(裸を見る)ドキドキ(興奮)と、自分の(引き締まってない)体型を見せる恥ずかしさは、百合設定じゃなければ描けないと思いました。初めての自室訪問から修学旅行までの展開は、かなり面白かったです。
ただ、中盤以降は、「百合ならでは」みたいなのがなくなり、ただの「カップルの話」になっていたのが残念でした。
終盤の進路の悩み云々は、まあ、尺の問題ではあるのですが、2人の関係性の深まりが充分に描けていなかったので、あまり共感できず(1時間で1年間を描くという荒業だしね)。というか、恋人を進路選択の理由にするのが、元々好きじゃなくて。
本作は、ボーイッシュな加瀬さん、ガーリーな山田さんの双方に可愛いさ・魅力があり、本当は1クールかけて2人の青春、心の交流や葛藤を丁寧に観たかったですね。勿論、所々でエロさも入れながら(笑)
あと、やっぱり「明日への扉」は名曲だな~♪ この曲、デュエットの方が、歌詞とのマッチングが良いですね。
{/netabare}