ローズ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
妖館奇譚
通称・妖館(あやかしかん)と呼ばれている『メゾン・ド・章樫(あやかし)』へ、主人公の白鬼院凜々蝶(しらきいん りりちよ)が入居するところから物語は始まります。
一見すると高級マンションのように見える建物なのですが、「先祖返り」と表現される過去に妖怪と交わった事があり、その妖怪の遺伝を強く受け継いだ人達が互助しながら住んでいる建物です。
妖館には個性的なキャラクターが揃っており、その個性を楽しむアニメ作品である、と思っていましたが、最後のほうになると・・・・・
主要人物としては
白鬼院凜々蝶(しらきいん りりちよ)
小さい頃からの悪癖で、心にもない悪態を言ってしまう。
作中では、他のキャラクターに対してツッコむ事が多い。
御狐神双熾(みけつかみ そうし)
凜々蝶のSS(シークレット・サービス)。
「凜々蝶様の犬になりたい」と発言するぐらい、凜々蝶に対してとても従順。
その反面、凜々蝶に危害が加わりそうになると態度が豹変する。
青鬼院蜻蛉(しょうきいん かげろう)
全ての物事をSかMで表現する変わり者。
凜々蝶の許嫁。
他にも個性的なキャラクターがいますが、最終的には、この三人の関係性が重要になってくるので、割愛させていただきます。
その他のキャラクターを知りたい人は、メニアック!
無理やり説明を求める人は、S!
どうでもいいと思った人は、M!
変態キャラの蜻蛉さんですが、○○○(漢字3文字)という表現は、個人的にNGです。
差別表現ではありませんが、下品すぎます。
現実世界で他人(特に女性)に言ってしまったら、嫌われる確率99.99%だと思います。
喜ぶ人は、M!
終盤になるまでのキャラクター紹介のような放送回を観る事に耐える事ができたのであれば、視聴者の心を打つ終わり方を楽しめるような作品であると思います。
原作では、百鬼夜行シリーズと呼ばれている続編があるみたいです。
かなり面白そうな展開なので観たいです。
しかし、終わり方が観たくないような・・・・・
観たいけれど観たくない、とても矛盾した考えを持っています。
OP曲
『ニルヴァーナ』
特徴のある声をしているので、好き嫌いが別れそうな曲です。
曲の展開の仕方(途中から音程が上がる所)が好きです。
ただし、『ニルヴァーナ』という曲名なので、カート・コバーンを連想する人が多いかもしれません。
「涅槃」を連想してしまった人・・・・・勉強のしすぎですw
ED曲
各キャラクターによるアニソンです。
蜻蛉の曲(『SM判定フォーラム』)には笑わされました。
髏々宮カルタ(ろろみや かるた)の曲(『sweets parade』)がポップな感じがして、個人的に好きな曲です。
{netabare}
僕 言
は 葉
そ は
う 重
思 み
う だ
{netabare}
凜々蝶様の言葉を体現できるような人間に
{netabare}
切 僕
に は
願 な
わ り
ず た
に い
は と
い
ら
れ
な
い
ん
だ
・
・
・
{/netabare}