天地人Ⅱ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
私的アニメ感想簿13
2022年1月10日野球マンガの第一人者である水島新司さんが亡くなられました。
謹んでご冥福を申し上げます。
さて、氏の代表作といえば何といっても「ドカベン」だと思いますが、個人的にはこの「一球さん」も好きなので今回はこの作品の感想を書かせてもらいます。
好き好き好き好き好きっ好き~愛して~る♪いっきゅ~さ~ん♪ (それは一休さん)
男どアホウ甲子園の7年後という設定で、登場人物も何人か出てきますが、舞台は巨人学園という別の高校で、あまり続編という感じでは無かったです。
名門巨人学園(別にエレンもいませんし、駆逐する必要もありませんが 汗)を強化するため、監督が呼んだ忍者の子孫である真田一球が、主人公の物語なんですけど、この一球さん、運動神経は超がつくほどすごいのですが、明るくさわやかで野球をまったく知らない(笑)
それに三球士の堀田、一角、司が入部してくるのですが、当然、エリート意識丸出しの大友らレギュラー陣と衝突するという、水島作品にしてはちょっと暗い感じのところがある作品でした。
そこら辺が悪かったのか、途中で打ち切られてしまい、甲子園に行くまではアニメ化されませんでしたけど、個人的には見たかったですね。
原作だと、県予選を勝ち抜き甲子園出場を決めるものの、三球士は野球部を去り、大友達レギュラーも決勝戦後に全て退部。
甲子園では、真田以外主力がいない状態で、優勝候補の南波高校と対戦するんですが、これが盛り上がるんですよ。
(ホント、アニメでやって欲しかったです。)
主題歌の「青春の歌が聞こえる」ですが、いい歌なんですけど、どっちかというとエンディングみたいな感じの歌でした。
で、堀江美都子が歌うエンディングの「一球さん」ですが、歌だけ聞くと一休さんの歌にしてもいいような(おいっ)
※ 2015/09/05私的アニメ作品感想簿7として天地人で投稿したものを一部修正し転記しました。