ネムりん さんの感想・評価
3.1
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
苦手なスポーツ系アニメですが頑張って観終わりました
新作ゲームの販促として作られたものなのでしょう。興味を持たれたら買ってくださいというもので...。
バトルアクションをメインに見せたかったそうで、XBは重要な位置づけにはなく、『ダンガンロンパ』のようにデスゲーム感を出したり、『スマッシュブラザーズ』のようなド派手なアクションシーンをもっと出したほうがウケはよかったのか、バトルものとしてはスケールが小さく、演出面もシンプルな殴り合いに留まってしまったので、映像面が少し弱かったと思います。
設定がどうしても昔のアニメの雰囲気を思い出してしまうので、今の時代には馴染まない感じがしました。
スポコンアニメにありがちな友情を深める展開が来てから流れが既定路線に入ってしまい、舵取りを変えるのが難しい状況に陥ってしまったので予想通りの結末となり、どこかで死者の蘇生や人工衛星を使ったガンダム的な必殺技など、強烈なインパクトを与えるエピソードを挟めば強く印象に残り、もっと評価ができたと思います。
斬新なアイデアではあるが、紐解くと似たようなアニメがあるので作品内容で差別化を図るのと、小高さんがキャラデザを手掛けているのでキャラクターの個性をもっと活かして欲しかった要望が残る作品でした。
8話まで視聴。
苦手なスポーツ系アニメに耐性つけるため視聴し始めましたが、口から泡吹きながら観てますw
今期3作品手掛けているライデンフィルムの1作品になるが、内容は日曜日の朝や夕方に放送してる子供向け番組に近いのかなと思って観てましたが、8話あたりから若干内容が複雑になり面白くなってきた感じで、最初の頃に比べると乱闘シーンが多く、ほとんどエクストリームベースボールやってないので方向性がいまいちよく分からず。
30年ぐらい前に放送していた『疾風!!アイアンリーガー』をアウトローにした感じに似てるのかも。
正攻法に対して奇策の位置づけ。
題材が悪いのか、この話の内容だとここから上は少し厳しいのかなという印象です。
そこでインパクトを与えるため、ビームバットをガンダムダブルオーのライザーソードみたいな超破壊兵器にして一瞬で相手を蹴散らすだとか、エヴァのロンギヌスの槍みたく変形させてピッチャーを串刺しにしてやるのもいいわけで、タイトルガン無視で防振りのメイプルみたいに全然防御力に全振りしていない展開に持ち込んで、走ってきた相手をギアスの力で服従させてやるくらいのネタが欲しいわけです。
それはもうニャル子さんのパロディネタにしか他ならないわけで、『トライブナイン』改め『トラブルナイン』であって、ある意味カオスな展開に持ち込めばワンチャンいけるかもしれない...。
キャラクター原案は小高和剛氏。
シナリオに先行してキャラクター設定がなされたそうで、『アクダマドライブ』というよりかなり『ダンガンロンパ』寄り。
「神谷瞬」はダンガンロンパの「狛枝凪斗」に雰囲気がよく似ていて人気が出そうなキャラクターだったけど、3話で離脱させてしまうというとんでも展開。もう少し引っ張っても良さそうだったけど4話冒頭でまさかの突然死。
そういう意味ではある意味発想力が凄い。逆転の発想ですね。
モブが「田中眼蛇夢」とか「王馬小吉」に似たようなキャラが盛りだくさんでファンには嬉しいかも。
物語のキーを握るのは「青山カズキ」あたりでしょうか、神谷のようにパワープレイではなく頭脳派。 思考の先が読めず、左腕に何か秘密が隠されているようで炎殺黒龍波でも出すのだろうか、話の展開によっては上に評価の修正狙えるかな。
アカツキの山口氏曰く、9話からラストの12話に向けてキャラクターが出揃い本格的に話が動くそうで、第12話は必見とのこと。
千葉翔也さん『86―エイティシックス―』や『よう実』の時に比べ 随分声質を変えられていてお上手。
渕上舞さん演じる「有栖川さおり」7話でお決まりのお色気シーンありましたが、余裕綽々さすが体育会系のノリといったところかもっと恥じらう姿が欲しかった。野郎はテンプレパターンで当たり前のように吹き飛ばされていたが...。
渕上さん久しぶりにメインヒロインやられてるみたいで今後の演技に期待してます。