Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
生きろ……! 俺のすべての力と引き換えにしてでも……! 【2枚目】
この作品は、OVA第4期の2枚目の円盤になります。
ここから視聴される方は恐らくいないと思いますが、TVアニメ~OVA第3期までの中で物語の設定に繋がりがあるので、未視聴の作品がある場合はそちらからの視聴をお勧めします。
第4期2枚目の円盤には、「陽炎の聖騎士篇」の完結編となる第3話と新たな物語「終わらない夜の宴篇」の第1話目である第4話が収録されています。
円盤が全6巻で1巻2話ずつ収録されているので、この第4期は全12話ということになります。
全12話といったら、TVアニメのちょうど1クール分に相当します。
OVAの第1期こそ短編でしたが、OVA第2期は全8話、OVA第3期は全10話と着実に尺を伸ばしてきました。
最初は「どうしてTVアニメとして放送しないのだろう…?」と思っていました。
少なくてもTVで放送することによる宣伝効果は抜群だと思いますので、そのメリットは十分矜持できると思いますので…
でも、OVAも中盤に差し掛かるとOVAという枠を活用して制作されている作品であることを十分に理解しました。
TVアニメだとどうしても余計な規制を入れざるを得ず、結果的にこの作品の魅力を伝えきれない懸念がある…
それならOVAに特化した方がコアなファンは喜ぶだろうという思考の結果だと勝手に推察しています^^;
ただ、1クールに4話の物語を詰め込むのは、少し多い気がしたのも事実です。
今回視聴した2枚目の円盤で「陽炎の聖騎士篇」は完結しましたが、起承転結の「転」の部分がどうしても足早に感じられてしまうんです。
十分な前置きに見合った尺で「転」が描かれないと物足りなさを感じてしまうのは私だけでしょうか。
実際には、新たな物語である「終わらない夜の宴篇」とも繋がっているので、全体としては一つの大きな物語が展開されていると言えるのかもしれません。
ですが、一つひとつの物語をちゃんと腑に落とすためには、それぞれの物語がキチンと完結する必要があると思うんです。
未だ一番最初の物語の完結を見ただけなので、今後視聴を進めていくうちに完走や印象は変わるかもしれません。
…というか、変わることを期待しています。
そういえば、ヒロインである姫柊雪菜を演じている種ちゃんの代表作の一つとして、「うたわれるもの」が挙げられると思います。
ゲームの方ではちょいちょい展開されていたようですが、アニメ版は2015年に放送された「うたわれるもの 偽りの仮面」で止まったままです。
ずっと続編を待ち焦がれていましたが、物語の主人公であるハクを演じていたのが藤原啓治さんだったので、ある時期以降、正直続編は絶望的だと思っていました。
何故なら、藤原さん以外のハクが全く想像できなかったからです。
藤原さんならではのハマり役だったと言っても過言ではありません。
ところが、2022年の夏アニメで続編に位置付けられている「うたわれるもの 二人の白皇」の放送が決まったんですよね。
私はゲームをプレイしていないので内容は分かりませんが、種ちゃんがもう一度クオンを演じてくれることだけは分かっています。
不安と期待が入り混じっていますが、きっとそんな不安など瞬殺されるような展開が待っていてくれるのでしょう。
そんな熱い作品を期待しています。
すっかり話が逸れてしまいましたが、円盤6枚分の長丁場なのでご了承いただければと思います…^^;
オープニングテーマは、岸田教団&THE明星ロケッツさんによる「暁のカレイドブラッド」
エンディングテーマは、姫柊雪菜(種ちゃん)による「Dear My Hero」
円盤1枚目からの継続になります。
円盤2枚目に収録されている第3話と第4話を視聴しました。
この円盤を視聴して思ったこと…
新しい物語を1話しか視聴できないのが切なすぎるんですけど…
全巻揃うまで視聴を待っていて本当に良かったと思いました。
それでは引きつづき、円盤の3枚目を視聴したいと思います。