タック二階堂 さんの感想・評価
1.5
物語 : 1.5
作画 : 1.0
声優 : 1.5
音楽 : 2.0
キャラ : 1.5
状態:途中で断念した
よくもまあ、こんなにクオリティの低いアニメを…
詳細は略。
よく知りませんが、2.5次元舞台というものがあるそうで、そこでの演目をアニメ化した「逆2.5次元アニメ」だそうです。
ふうん。
どんな予算で制作されてるんだというぐらい、驚くほどレベルの低い3DCGアニメです。それでも全編動かせる予算がないのか、かなりの頻度で紙芝居状態。
舞台俳優さんたちの演技も、褒められたものではないですね。絵も演技も、舞台上で演じられるから観客の想像力で補える部分が、アニメ映像化することで不自然さばかりが目立ってしまいます。
脚本も、まあひどい。
大まかな流れもさることながら、ディテールでのおかしさが鼻につきます。「んだてめえ、コラ」とか、常に喧嘩ばっかしているメインキャラたち。セリフも???みたいなのが多く。
たとえば周りを敵に囲まれた、腕にコブラのサイコガンみたいなのを仕込んだ男が撃ちまくるシーン。
「てめえら、まとめて“蜂の子”にしてやんぜ!」
それを言うなら蜂の巣だ…
謎の軍団に攻め込まれ、崖を背に追い込まれた2人。頭に入れ墨をした男が一言。
「あいつら、きたねえ真似しやがって」
いや、案外、正面から堂々と攻め込んできたんですが、それは?
とまあ、細かいツッコミを挙げればキリがありません。挙句の果てに、Cパートはなんと出演俳優2人による実写パートで、ゆかりの里・紀州を旅しますってよ。
これ、2.5次元ファンの人も呆れるレベルのアニメじゃ…
付き合いきれないので、初回でおさらばしますね。