レオン博士 さんの感想・評価
1.8
物語 : 3.0
作画 : 1.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
ヤバいほうの錆
【紹介】
戦国時代の日本で、謎の西洋の鎧集団に度々襲われる村をイケメン雑賀衆が防衛する話
日曜深夜に組まれた低質CGアニメ枠、エクスアーム、テスラノートの正統後継者で、今期奇跡的に被った錆アニメ?のうちの「ヤバいほうの錆」
後継者どころかさらにパワーアップしています。
もちろん悪い意味で。
流石にこのアニメにこびりついた錆は、ビスコでもどうにもできなさそうです。
1話も2話も男性の裸がよくでてくるし、2話でBLになりそうな雰囲気も出てきましたので、そういうのが苦手な人も念のため回避したほうが無難かもしれません。
{netabare}
海岸で気絶している主人公に、男が人工呼吸しようと口をとがらせながら顔を近づけて未遂になるシーンがあります。
{/netabare}
【OP】
いきなりダイナミック滝行が始まって笑ってしまいました。
※ダイナミックコードというアニメの公式公認ネタシーンです。
【声優】
ほとんどのメインキャラの棒読みがすごいし、ぼそぼそ言っていて聞き取りづらいセリフも多いし、絵と声が合ってない。
作画が酷くても声優さえちゃんとしていれば、音声だけ聞いて楽しむボイスドラマのような楽しみ方もあるのですが
作画に加えて声優までひどいとなると、いよいよどうしようもないですね。
【キャラクター】
絵の酷さと声優の棒読みで台無しですが、キャラ付けは悪くなさそうです。
名称とか背景は昔の日本だけど、西洋風のキャラクターがいっぱいでてくるので、そのちぐはぐさが今のところマイナスにしかなってないような。
【音楽】
BGMが小さすぎて盛り上がらない。
BGMが小さすぎるアニメってだいたいそうだけど、たぶん声優の声が聞き取れなくなるから大きく鳴らせないのでしょうね。
【作画】
背景が手書きでキャラはCGだけど、背景がまるで童話アニメの絵を安っぽくしたような感じの手抜きでCGはキャラクターの表情の変化が乏しくて口元しか動かないから不気味、手抜き和風背景にピカピカした手抜き西洋人のCGがまったく合ってない。
人を斬った時の演出に重みがなくオモチャが斬られたみたいな感じで、致命傷を負っているのに血が飛び散らない、吹き飛ばされて土とかついていそうだけど服も武器も常にピカピカで綺麗なままなど、変なことがいっぱい。
たぶんモーションキャプチャーでしょうか?
動きは滑らかですが、CGが酷いので違和感がある。
絵が酷いだけじゃなくて、絵の構図もセンスがなくて、なんでこんな画面の切り取り方するんだろ?って思います。これはエクスアームやテスラノートの時も一緒でした。
【シナリオ】
世界観に統一感がないというだけでも大きなマイナスなのだから、それを挽回できるくらい説得力のあるシナリオであってほしいです。
話はこれから面白くなりそうな感じですが、これだけ酷いと先が気になるから見続けるかって気持ちになかなかなれないですね。
【変なところ】
・あんなに身体能力高い人が2人もいるのに、なんで敵に囲まれているんでしょうか?
・なんで防具つけないんでしょうか? 武器量産するより防具作ったほうがいいんじゃないの?
・バズーカであんなに接近して戦う必要あるんでしょうか?
2話で
{netabare}
孫一が言葉がわからないことを確認したまではいいけど、言葉がわからないのに、名前は?どこからきた?って聞いて直後に「記憶喪失なのか」ってどういうことなの?
言葉が通じないのにどうやって伝えたんでしょ?
{/netabare}
【総評】
刀剣とか薄桜鬼みたいなのを意識した女子向けっぽい作りですが、これじゃダメでしょうね。
やくならマグカップもは後半の実写パートが余計でしたが、こちらは本編が酷すぎるので各話の最後の実写パートがメイン
新年早々、今年最大の失敗作の予感がしますね。
2話でシナリオ的には面白くなりそうになってきましたけど、声優と作画が耐えられないくらい酷いのは変わらなさそうなので、とりあえず視聴はストップしたいと思います。