ひろたん さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
大きな勘違いをしていたのかも。オタクは主人公ではなく、ヒロインの方じゃないか?
まず、どこか懐かしい感じがするエンディングがよかったです。
この物語は、よく言って王道、悪く言ってテンプレ展開のラブコメです。
数多ある作品の中で、いかに個性を出すか。
それがコスプレだったとうのが本作です。
実際の人間を着せ替え人形に見立てるコンセプトは、なかなか面白いと思います。
今まで観たことがないパターンのラブコメですね。
しかも、3次元で着せ替え遊びをしたいと思うオタク心もがっちりつかんでいます。
この作品は、ラブコメですがもう少しコメディが強めの方がいいなと思いました。
正直、コメディの部分は、笑うところまではいかなかったと言う印象です。
ヒロイン喜多川海夢のなかなかストレートな物言いはいいですね。
「自分の気持ちは自分のために言わなきゃだめだよ」
「人の好きなもの馬鹿にするなよ」
これからもオタクに対するエールがたくさん出てくることを期待します。
と、ここまで、てっきり主人公がオタクと言う前提で考えてきました。
しかし、私は、大きな勘違いをしていたのかもしれません。
と、言うのは、主人公は本当にオタクか?と言うことです。
小さいころから自分の生きる道を見つけて突き進むのはプロフェッショナルです。
確かに、やっていること自体は、オタクと紙一重の部分はあるのかもしれません。
しかし、趣味や引きこもり的なマイナス要素をこの主人公には感じませんでした。
逆にそれだけ人生をかけられるものがあっていいよねと好感が持てます。
一方、ヒロインは、友達も多く、一見ギャルですが騙されてはいけません。
漫画、アニメ、ゲームに精通し、コスプレまでやる正真正銘のオタクです。
どうもこの作品の見方を少し変えないといけないことになりそうです。
この物語はこれからどうなるのでしょうか?
最後、ひな人形のような十二単を着たヒロインを観てみたい気がします・・・。