nyaro さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
2話 メギストス様の描写が最高です。優秀さのスケールが小さいのがいいです。
1話 {netabare} これは当たり?お仕事ものとして仕事の内容がフィクションなだけで企画開発部のあるある…なんでしょうね。
それに戦隊ものとか仮面ライダーを見ていて、なんでこんな怪人が?とか、この作品っておっさんが企画会議で真面目に議論してんのかなあ、という視聴者の疑問をメタ的に取り上げて、ギャグにしているのが素晴らしいです。
あとメギストス様…いいですね。できる上司ですね。セリフの一つ一つが心に響きます。
まあ、残念怪人しか出てこないんでしょうけどね。1話の感じが続くなら良作の予感です。ただ、ネタが続くか…が勝負ですね。{/netabare}
2話 メギストス様のキャラが最高ですね。
うーん。つまらん…と言いたいところですが、何となく面白いんですよね。そしてなんといってもメギストス様萌えですね。最高ですね。なんというか普通に自分のテリトリーにおいてのみ優秀で真面目な雇われ役員ですね。決して天才肌ではないですが、勉強してるし手を抜かないで仕事を作っちゃうタイプですね。
新幹線でパソコン開く奴は世間では迷惑がられますけど、ああいうタイプの人は新幹線で仕事…しちゃうでしょうね。それかビジネス書ですね。で、自社や自社の系列グループの商品を使うとか…優秀度のスケールの小ささの表現が素晴らしいです。
そしてこういうタイプの人、部下の女性と出張先で同室にならないでしょうね。道徳やコンプラというのはもちろんあるでしょうけど、同時にドキドキで同室になって口説くよりもサウナでも別室の方が気が楽だというのも分かります。
保身もあるでしょう。要は危ない冒険はしないタイプですね。こういうところの小ささもでています。そして、部下に面倒を押し付けるくらいなら自分が貧乏くじを敢えて引くタイプですね。これは部下のためでもなんでもなくて、自分がそのほうが落ち着くからでしょう。自己犠牲的な自己満足ですね。
この心理というか行動の描写はかなり的確だと思います。中堅の上場企業の管理系の役員…的な感じがよく表現できていました。
また、後半ですね。これはどう考えても戦略推進部のプロジェクトリーダー、二階堂が無能ですね。イニシアティブだけとって成功すれば自分の手柄、失敗したら現場に責任を押し付けるタイプですね。本来、コンセプトとスペック、技術的なすり合わせは二階堂がやるかその部分の決定の権限を開発部に委譲べきでしょう。つまりこの状況に目が届いていないメギストス様はどこかが抜けているということですね。
最後、ケンタッキーフライドチキンで乾杯していたのは細かいギャグなんでしょうか。
ということで、結構会社のあるあるとしては面白いのではないでしょうか。