剣道部 さんの感想・評価
2.0
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 2.0
音楽 : 2.0
キャラ : 2.0
状態:途中で断念した
最初は結構おもしろかったのにな。
[文量→中盛り・内容→酷評系]
【総括】
ゲーム世界にダイブする、なろう系作品。
女性が主人公なのでハーレムとかはなく、わりとユルい作風のため、見やすい作品だとは思います。
が、個人的には設定と作風の齟齬が気になり、途中離脱となりました。
《以下ネタバレ》
【視聴断念(7話まで)】
{netabare}
1話段階では少し面白かったんです。
寝たきりの病弱少女が、ゲーム世界にダイブ。そこで自由に楽しく人生を謳歌するのは、救いがある世界だった。良いと思った。
先日、東京にある「ロボットカフェ」のニュースを観た。そこでは、メニューの受け渡しや接客は全てロボットが行っているが、中身はAIではなく、人間である。
難病を抱えるなどし、寝たきり状態の方が遠隔で操作しているのだ。ロボットのアバターには、操作者本人の顔が写し出され、会話もできる。店主曰く、「新たな身体だ」と。
店員となる難病の方々は、口をそろえて、「楽しい」と言っていた。また、お客さんは、彼らとの会話も楽しみの1つとして来店されているそうだ。
VRMMORPGにダイブする技術はまだないが、それも間近なのだと感じた。様々な問題はあり、賛否も分かれるとは思うが、少なくとも、このように寝たきりで身体を動かせない彼らにとっては、救いの世界になるだろう。
そんな気持ちで観た1話は、全体的に優しい世界観と、悲しみを背負いながらも純粋にゲームの世界を楽しんでいるようなケーナに好感をもった。このまま、「防振り」みたいにゲームを楽しみながらプレイしてくれれば、私としては好みの展開だった。
それが、途中から「単なる、なろう」に変わる。
とにかく無敵で、世界を好き勝手に救って(変えて)。ストーリーも会話もギャグも安易すぎて、申し訳ないが、中学生が作ったもののように感じてしまった。
あんな「軽い」感じにするんだったら、スタートを、あんなに「重い」設定にする必要があるのだろうか? 設定の重さを生かし、更にシリアスな展開にしていくか、逆に「2回目の人生を思いっきり楽しむ」ような爽やかな展開にしていくかではないだろうか。
本作はその辺が中途半端で、「お気楽」に見えてしまった。なろう系ってこういうのが多いが、1話目(序盤)はフックが効いた展開(設定やタイトル)で興味を引いといて、しばらくしたら「残念、ただのなろうでした」みたいなストーリーに落ち着く。
「とりあえず目立つため」に、悲劇や苦痛をダシにしるのはやめた方が良いと思う(このへん、「このすば」は割り切ってギャグな死に方してるし、「無職転生」はシリアスを生かしきっていると思う)。
全く見処がないアニメとは思いませんが、中盤になるにつれてどんどん安易になっていくので、この辺で離脱します。
{/netabare}
【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4、
なんか、古い感じのOP。ゲーム世界系ね。寝たきり病弱少女ってところか。なんか、穏やかで優しい世界だな。
2話目 ☆3
サービス終了後の世界。オバロ的な?
3話目 ☆
4話目 ☆2
まさかのカニ被り(笑) まあ、普通のなろうになっちゃった感じ。
5話目 ☆4
そこで安易に許さない感じは良いかな。
6話目 ☆2
う~ん、つまらないな~。エロやラブは不要だと思うんだよな。
7話目 ☆2
クダラン下ネタ。考えたの中学生か?
8話目 ☆
9話目 ☆
10話目 ☆
11話目 ☆
12話目 ☆
{/netabare}