稲葉姫子 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:----
神戸守監督の新作だけど、お子様アニメ
TV放映土曜午前10時半から、ガンホーのゲームの販促用という「お子様」対象のアニメです。ネット配信もアマゾンとか有名どこも一切なく、唯一、YouTubeチャンネルで、見逃し配信を限定配信として1週間後の金曜日に、毎週金曜正午から1週間の期間限定で配信されます。
私は神戸守監督の昔からのファンなので、本日の放送(テレ東)を鎮座して拝見しました。
その昔、日本各地で活躍していた忍者たちは、明治維新以降、政府から弾圧を受けて世界各地に散らばった。亡命した忍者の子孫たちは、自分たちが持つ「シノビの力」を存続させ、然るべき未来に備えるために「WNA(世界忍者協会)」を結成。WNAはシノビの力を引き出すことができる「ニンジャガム」の開発に成功し、最強の忍者を探し出すためにエクストリームニンジャ競技大会「ニンジャラ」を開催する。(WIKIより)
第1話はこの「ニンジャガム」の開発成功(偶然に)と、研究者のバートン(櫻井孝宏)とベレッカが副作用により子供の姿になったまでが描かれていました。そのほかの主要な子供達は顔見せ程度出てきただけです。正直、訳がわかりません。恐らく2話以降でわかってくるのでしょう。
冒頭に書いたように、「お子様」対象のアニメであり、30近いおばさんが見ることを想定などしていません。作画がいい、悪い、脚本がどうのこうのという評価をするものではないのです。そんなアニメをなぜ私が見たのかといえば、神戸守監督だからです。
約束のネバーランドの2期で貧乏くじを引いた彼が、A-1系を離れてお子様アニメをやったら何か違うのではないか、と期待したのです。ところが何もありませんでした。この作品を神戸守監督がやる意味がないです。
神戸守監督は、自分の監督した第一話は今まで必ず絵コンテを担当していました。またOPもやっていました。でもこのニンジャラは関わっていません。やる気がないのでしょう。
残念なことです。