タック二階堂 さんの感想・評価
2.7
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
(「ゆるキャン△」+「放課後ていぼう日誌」)×きらら
詳細は公式でも。
『まんがタイムきららキャラット』で連載中の、うちのまいこさん原作のアニメ化作品ですよ。制作はSILVER LINK.子会社のCONNECTで、過去に「魔法科高校の優等生」「俺好き」「川柳少女」などを元請けで手掛けていますね。
ま、ガワだけ見ると「ゆるキャン△」のキャラっぽい2人が、「放課後ていぼう日誌」のように堤防釣りをしながら、釣りについての解説をしていきつつ、きらら系特有の女の子同士の漫才を繰り返していくという日常系コメディのようですね。
主人公のひよりには、アイムの新星・久住琳さんを抜擢。もうひとりの主人公・小春には「くまみこ」の日岡なつみさん。まあ、今後メインキャラが数人出てくるようですが、どうやら「ゆるキャン△」のグビ姉みたいな、「放課後ていぼう日誌」の先生みたいなキャラもいるようで。CVには「のんのんびより」のねえねえ役の名塚佳織さんというね。
とまあ、設定だけ見ていると「どっかで見たような…」という既視感だらけの作品です。
で…
====初回視聴後、所感です。
{netabare}
こすり倒したようなキャラ設定で、いつものきらら系って感じがしていましたが、とんでもねえ無茶な設定をぶち込んできました。
偶然、堤防で出会ったガール・ミーツ・ガール。身の上話をしていくうちに、どうやら両親が再婚するってんで、同じ屋根の下に義姉妹として暮らすことになったとさ。いやあ、偶然って恐ろしいですねって…
んなわけあるかーい!
ただまあ、こういう重い設定はきららにしては珍しいので、この「これまで他人だった人と暮らす気まずさ」の面をフィーチャーして、少しずつ打ち解けていくといった方向になるなら、少し期待はできるかもです。
ただ、ここから学校生活と釣りがメインになりそうなので、その期待は水泡に帰す可能性が高いんですけど…
とりま、3話まで様子見しますね。
{/netabare}
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
ひよりの幼馴染・恋ちゃん登場回です。
学園日常きららアニメになるのかなーと思いきや、なかなかに複雑なキャラの心境を描いてきていますね。さすが、シリーズ構成が「メイドラゴンS」「先輩がうざい後輩の話」「わたてん」などの山田由香さんだけのことはあります。
恋ちゃんが、幼馴染で、すっと仲良くしてきて「妹」のように感じてきたひよりが、突如現れた義姉妹の小春に、そしてひよりに対して、嫉妬とか寂しさとか、いろいろな複雑な気持ちを持ってしまうということを、コメディとシリアスの絶妙なバランスで表現してきました。
うん、こういう話なら、非常に楽しみが大きくなります。2話にして、ちょっと評価を上げました。
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
3話だし、そろそろ素直に言うと…
まったく面白くないです。
なんか、特に今回はよくわからないけど3家族で釣りキャンプに行くことになりました。
これがまた、まったく面白く感じませんでした。いちおう、連れ子同士の結婚で生じるギクシャクを解消することが目的って話ですが…
100歩譲って、そういうイベントはあってもいいけど、そこに恋ちゃんファミリーが加わることで、主軸がブレた感じ。
作画に関して、ひとつ気になったのが、ボートを押すシーン。どうしても引いているようにしか見えませんでした。たぶん、押すときは順手なのに逆手になっていたからかもしれないですね。
なんか、義理の親子関係というギクシャクというテーマ性が無理やりって感じで、しかも簡単に打ち解けて、なんだかなって気持ちですね。
今回、唯一良かったのは、小春がひよりに「知らないおばさんと暮らしてるって感じ」と言ったところ。うん、それが本音だろうし、そういう部分がどう変わっていくかが重要なところのはずなので、そのあたりに期待しましょう。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
きらら系に抵抗感はないし、なんなら好きなぐらいなのですが、単純に僕には合わないのでしょうかね。面白いと思わないんですよね。
今回は、いちおうは感動回なのかもしれないけれども、なんか別に…
こと、きららアニメに関しては「ゆるキャン△」「おちフル」は○で、「恋アス」「珠詠」は×、「まちカドまぞく」は△という僕の好みでいくと、極めて×寄りの△といったところでしょうか。
{/netabare}
=====第6話視聴後、追記です。
{netabare}
「明日ちゃんのセーラー服」を先に観て失敗しました。
だって、釣りアニメじゃない向こうのほうが、ちゃんとした釣り描写なんだもん。魚も生き生きと描けていたしね。
そして、釣りならぬ「百合」のほうでも、あっちのほうが数段上でした。
というわけで、ここらで断念しますね。お好きな方にはごめんなさい。
{/netabare}