タック二階堂 さんの感想・評価
3.2
物語 : 1.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:途中で断念した
いやあ…
詳細は公式サイトでも見てください。
今期、サンフレッチェを放つCloverWorksの一番矢です。3作品すべてが覇権候補という力の入れよう。脚本・ストーリー構成にニトロプラスのシナリオライターを招聘し、「呪術廻戦」でブレイク中の榎木淳弥さんを主役に迎え、この作品のかなり気合いが入っていることが伺えます。
「極東法令外特別地区」と呼ばれる東京湾に浮かぶ人工島が東京都に組み込まれる世界観。これが「東京24区」で、かなり治安が悪かったところを外地警備隊(通称「ガイケイ」)を投入して、治安維持に舵を切っているといった感じ。
で、その東京24区に生まれ育ったRGB三人組(ま、髪の色でしょうな)が、緑の妹が放火殺人で命を落とした1年後から始まるストーリーです。
で、
=====初回1時間SP視聴後、所感です。
{netabare}
見事なまでにスムーズな初回の世界観と舞台説明。1時間だけあって、ちゃんとRGBのキャラも見せて、取り巻くサブキャラたちもまんべんなく登場させ、しかも謎(アスミからの電話)もぶち込み、短いエピソード(線路で動けないまりを暴走するキズナ号から守る)を一件落着させたという。
文句の付け所がない初回でした。
キャラデザは「ACCA13区監察課」を彷彿とさせるシンプルながら、絵の上手さを感じさせる仕上がり。場面の切り替わり演出とか「アクダマドライブ」を思わせるセンスの高さがありました。
これは面白そうと感じさせてくれる出来だったと思いますね。もちろん継続視聴です。
{/netabare}
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
うーーーーーーーーーん…
この2話は評価が分かれそうですねぇ。
僕の中でも気持ちが2分している葛藤があります。
好意的に見れば…
・1話で何の説明もなくドラマチックなエピソードをやったので、2話で丁寧に舞台説明やらアスミのキャラやらをしっかり見せました。
・24区が半グレ組織に狙われている。それの一端として「グルメフェスティバル」が利用されているようです。
・それぞれのキャラの立ち位置を、より明確化したと。
ただ、難点を挙げれば…
・1話であれだけダイナミックな映像で奥行きのあるストーリーを見せてきたのに、その次がお好み焼き・もんじゃ対決ってしょぼくねえか?
・2話単体で見れば、過去と現在を行ったり来たりでわかりにくい。過去回想が多すぎて話が進んでねえ。
といった感じでしょうか。
まあ、これを1話目にやったら、確かに説明説明がくどすぎて離脱者続出だったでしょうから、構成的には正解なのでしょう。
もう少し、今後に小出しにしても良かったんじゃないかという気もしなくもないですけど…
少なくとも、1話よりは面白くなくなったのだけは確かです。
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
うわぁ…
グルメフェスでの半グレ団体との対決、不正(投票箱に重りを仕込む)を暴く正義の先生と、まあ驚くほど安っぽい展開の先に待っていたのは、なんと会場を竜巻が襲う未来という乱暴な選択肢でした。
いや、竜巻って…
でまあ、残念ながら全員は救いきれずに、カバちゃん先生が犠牲になってしまいましたよと。
で、実は竜巻を起こしたのは、謎のピエロでした。
いや、なんだそりゃ…
ちょっと買いかぶりすぎていましたかね。CloverWorksの良好な作画と作品の雰囲気で、名作になるかもと期待していたのですが、2話からの落差たるや…
もしかすると、今期の「サクガン」枠になるかもしれないですね。期待感が薄れてきましたよ…
{/netabare}
=====第6話視聴後、追記です。
{netabare}
いやあ、面白くないねえ…
1話以降、一度も面白いと思ったことがないです。
しかも、なんだい?
父親が亡き妻の考えを元に、亡くなった娘の亡骸でシステムをこしらえただあ?
どんだけエヴァの影響を受けてるんですか。
面白けりゃいいけど、たいして面白くもないのに名作のオマージュとか、やめたほうがいいすよ?
ちょっと、ここからの巻き直しは無理くさいですね。初脚本は荷が重かったのかもしれないですね。
{/netabare}
=====第6話再放送後、追記です。
{netabare}
はい、万策尽きました。
もういいや。ここでの1話飛んだのは大きい。観続けるモチベーションが霧消しました。面白かったら、そんなことはないんですが、たいして面白くもない上に1週空いたら、もうどうでもいいです。
これにて離脱。CloverWorksは、あとの2作品だけでいいですね。
{/netabare}