アニメ記録用垢 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
単純接触効果
一期のレビューで転生物にする必要ある?と辛口レビューに――まあ言うて私のレビューは全部辛口ですが(笑)――なってしまったが
だがしかしファンタジー物としては至高レベルの出来であるとは評価していた作品ではある
今作で合計23話という長丁場、単純接触効果でデブニートの顔を何度も観てくると
アラ不思議!あれだけキモイと思わせてた見た目も慣れてくる
それに
❝人の本質はね、基本的に変わらないの。❞
❝上記の様に述べてきたが、私は別に人は絶対変わらないって言っている訳ではない。
外部的要因によって大きく心揺さぶられたとき、人は良くも悪くも変わる。
これは生物学的に生物の全ては恒常性と変化性の相反する性質を持っているから。❞
と前回のレビューで述べた様に
実際問題として、作中の中で前世のダメダメな部分が垣間見えて来た
だが今世で接して来た、家族・エリス等の大切な存在
それが引き金となり――
――錆びていたトリガーを漸く引くことができた
このままじゃ駄目だ
――最後にデブニートはゼニスを探すべく過去を乗り越えたのであった
こんな感じで人間の本質の部分をしっかりと描いていた二期は非常に好感が持てる
転生しても楽だけじゃないよと、前世の尻拭いをするとになると
同じくリゼロもこれをしっかりと描いているから私の中の評価が高い
創作物であっても現実と乖離した、価値観や倫理観を見せつけられると
人は共感が全くできない
故に名作と呼ばれる作品は心理描写がどれも秀逸なのである