クラッチ さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
怖いけどかなりおもしろい
父の不在や自身の病気療養のため、母の実家に身を寄せ夜見山北中学校に転入してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。不思議な存在感を放つ少女・見崎鳴に惹かれ、接触を試みる恒一だが、いっそう謎は深まるばかり。
そんな中、クラス委員の桜木ゆかりが凄惨な死を遂げたのを皮切りに、クラスメイトやその家族の死が相次いで発生する。
やがて、クラスメイトや担任、副担任からまるで「いないもの」のように無視され始めた恒一は、鳴や第二図書室の司書・千曳から事の詳細を聞き、クラスの関係者の命を脅かす災厄(「現象」とも言う)があることを知る。
恒一は同じく「いないもの」である鳴と共に災厄についての調査を進め、担任教師の自殺をきっかけに交流を再開したクラスメイトの協力を得て、過去に一度だけ成功した「災厄を止める方法」についての情報を得る。
夏休み中に災厄を止めるための合宿が決行される事になり、恒一達も参加する。そして合宿初日の夜、様々な混乱の果てに、恒一と鳴は災厄を止める鍵となる「死者」に辿り着くのだが、それは意外な人物だった。
恒一は一時躊躇うものの鳴を信じて、災厄を止める。
生徒の椅子の数は足りているのに…
死者は三神先生