Bハウス さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ノゲじゃなくてもと思う天邪鬼です
たまたまテレビ放送があったので2時間じっくり見ました
物語はゲームによる種族争いのきっかけになった世界大戦
空白のご先祖的なリクとエクスマギナのシュビが出会い
終わりの見えない戦いを終結させようとするのが本線
結婚シーンやド派手な戦闘シーンあったりと
テレビシリーズと違いシリアスな場面が続く
期待して見た分冒頭1分で「これじゃない」と思った
確かに劇場版なので動きに関しても作画も出来は良かったけど
出会うシーンまでSAOのスピンオフと思うくらいw
シュビの最初のセリフで下ネタぶっこんできたけど
ギャグになっていないから流してしまった
リクはある集落のリーダーとして活動していて
序盤は自ら人を死なせている現状を後悔し
先の見えない未来を嘆くシーンが続く
シュビは人間の感情を知るために行動していたが
やがてエラーと認識されるリソースが増えたため
独立体になっていた
それぞれがこれから何をするべきか模索した結果
二人揃ったからこそできる事があるという結論に達し
ゲームと称して大がかりな仕掛けを始める
1時間過ぎてからはテレビシリーズの
ギャグシーンが入ってくるのでここでホッと一息したw
二人が仕掛けたのはある特異点に
強力な武器を持つ種族たちを集め
それぞれが武器を発射させて星の核を貫き
唯一神の位を横から奪う事
エルフとの交渉でリクは体が解けてしまい
エネルギーを集中させる装置を設置していたシュビは
ジブリールに見つかって乱戦の末命を失う
ゲームを始めるときに立てた6箇条に
「誰も死なせてはならない」と記しており
もはやこれまでと思っていたリクのところに
シュビの言付けを頼まれたアインツィヒより
「兵器ゆえ盟約には触れてない」と言われ
計画を実行し世界は救われた
単体の映画作品としては見ごたえあるし
お馴染み花田節炸裂で涙も出るけれど
ノゲは心理戦での駆け引きと
窮地からの大逆転が気持ちいい部分なので
普通にテレビの続編が見たい
そう思ってしまった分
本作の評価も少し辛めにつけている