うぐいす さんの感想・評価
4.2
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 1.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ここぞのシーンで評判悪い曲使う意固地な京都アニメーション
テレビアニメ版に引き続きの内容。
病気のお母さんが子供に50年分の手紙を代筆する話が絡んでいる。
事前にテレビアニメ版を見てからだったが、第一話が始まっただけで泣けた。
二話、三話と見ていく度に、設定やシチュエーションを思い出して毎話始まり2、3分には思い出し泣きしていたぐらい。
劇場版を見終わるころにはティッシュでゴミ箱がいっぱいになっていた。
劇場版の方は、序盤テレビアニメの回想シーンが多くもしやよくあるダイジェスト版かと心配したが、十分なボリュームはあった。
ここぞのシーンの作画はさすが京都アニメーションと言わざるを得ない。
このアニメの雰囲気の中核はヴァイオレットはもちろんホッジンズの存在が大きい。そしてそれぞれの声優が素晴らしく、他のキャラと違って絶対に替えはきかない。
展開や動機のために人の死を題材として使うのは好きではない。
好きではないのだが、それでも心が満たされるのは何て自分本位なのだろうと思ったりもする。
きっと引き替えに大きな感動をいただいている感じがして、作り物であるとしても死んでいくキャラに申し訳ないと思ってしまうのだろうと自己分析。
EDまで聴き終えて最後の絵を見たらきっと幸せな気持ちになれる。