Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
伝えたい…でも伝えられない…あと少し、勇気を出して…
この作品の原作は未読です。
完走後にwikiをチラ見して知りましたが、TVアニメと並行してTVドラマも全8話で放送されていたんですね。
テンポの良さと間の抜群な作品という印象です。
“コミュ症”とは─
人付き合いを苦手とする症状。またはその症状を持つ人を指す。
留意すべきは─
苦手とするだけで、他人と係わりを持ちたくない、とは思っていないことだ。
桜舞う高校1年、極度のコミュ症である古見さんが出会ったのは、“普通すぎる”クラスメイト・只野くん。
人前で緊張してしまう古見さんの夢は、「友達を100人作る」こと。
古見さんの「1人目の友達」になった只野くんは、残り99人の友達づくりを手伝ってくれることになりました。
個性派ぞろいの高校で、古見さんの夢は叶うのでしょうか?
伝えたい、でも伝えられない…そわそわ、どきどき、思わずにやにや
でも時折、胸にチクリと突き刺さる?
コミュ症美少女コメディー、開幕です。
公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。
程度は別として、“コミュ症”症状とまでは言わないものの誰しもが持ち合わせているのではないでしょうか。
例えば特定の人若しくは特定の雰囲気の人たちに苦手意識を持つとかは同類項ではないのかな?
"恥ずかしがり屋"という性格は“コミュ症”に包含されているのでしょうか。
改めて“コミュ症”を考えてみると、自分は結構知らないことだらけみたいです^^;
例えば、普段生活するのに誰かと一緒が良いか、それとも独りきりが良いか…
他人と常に一緒に居るということが、楽しいだけじゃないことは既に肌身で感じています。
一方、独りきりは煩わしいことが多いものの、静かで気楽なんですよね。
常に独りきりなら、誰かの温もりが欲しくて求めてしまうかもしれません。
ここで、独りきりを選ぶようなら、その人は“コミュ症”に分類されてしまうのでしょうか。
対象の方の置かれた状況に応じて様々なな形に変化するのが、この症状の特徴なんでしょうかね^^;?
この症状を持っている方は大きく2つに分類されるのではないでしょうか。
誰とでも渡り合える武器を持っているか、それとも持っていないか…
古見さんの伝家の宝刀は容姿端麗…
本人にその自覚が無かったとしても、周りがそれを意識せずにいはいられない類のモノです。
だから周りから一目置かれる存在で居られたんだと思います。
一方、そんな武器を持っていない人…の方が圧倒的多数だと思いますが、きっと努力しか無いんだと思います。
勇気を振り絞って…そして失敗してを繰り返し、少しずつ経験値を上げていくしか解決の方法は無いのではないでしょうか。
特定の人若しくは特定の雰囲気の人たちに苦手意識を持つのが“コミュ症”の部類に入るのなら、少なくても自分にもその成分は混じっていると思います。
ですが、これまでの経験によると、結果的に結果が伴ったのは努力だけでしたので…
方法は、その人との付き合い方を努力するだけでは無いと思います。
例えば仕事繋がりなら、関連する部分で成果を上げて認めて貰うなどの方法もあるかと思います。
また、只野くんの様な味方を得ることも大切ですよね。
今回大変だと思ったのが、古見さんを演じたあおちゃんです。
昔は自己表現が苦手だったようですが、古見さんほどでは無かったと思います。
でも、緊張している感じがビンビンに伝わってきましたよ。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
オープニングテーマは、サイダーガールさんによる「シンデレラ」
エンディングテーマは、Kitriさんによる「シンパシー」と「ヒカレイノチ」
1クール全12話の物語でした。
ラストで古見さんが何を始めるかと思いきや、嬉しい続編放送決定というサプライズがありましたね。
22年4月放送予定だとか…
今期もしっかり楽しませて貰ったので、4月からの続編も楽しみにしています。